今朝、ちょっとイライラする出来事がありました。

バタバタと出勤の準備をしていると携帯電話が鳴りました。
仕事の電話には早いので、何か良くないことでもあったか?と
ドキドキしながら出ると、電話の主は証券会社の営業マン。

最近私は、わずかばかりの資金で流行り(?)の株を始めました。
素人故に、この営業マンの勧めるままに売り買いをしてきました。

「公募に申し込んでいた外国株が購入できたんですね?」と確認すると
「えぇ、そうなんですが、今日、少しでもお時間ありませんか?
 目論見書をお渡ししたいので。」とのこと。
 
今日は時間が取れないので、代わりの者に渡して欲しい旨を伝えると
「今日中にサインをもらわないとならないんですよ。」
と、二の句が継げないような一言。

「なんでそんな大事な話を今頃急に言うんだ!」
そう怒鳴りつけたい気持ちを抑えるのに必死でした。
目論見書にサインが必要なのは、前からわかっていたはず。
結局、その株の購入はできませんでした。

実は以前から、この営業マンの態度に不信感を持っていました。
一事が万事、満足のいく対応ではなかったのです。
この取引は、彼に対するラストチャンスと決めてお願いしていました。

良い営業マンだから売れる、ということは必ずしもありません。
ただ、配慮ができる良い営業マンは自社や商品の評判を下げることはないでしょう。
お客様の目はますます厳しくなってくる、営業マンが背負う責任は大きい、
あらためてそう思いました。