ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2009年09月

秋の100問100答祭り

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久方ぶりの unison2です。

以前、当ブログで『はじめての管理職100問100答』が、
またまたの増刷!というご案内をさせていただきました。

過去記事はこちらです→ 「またまた増刷決定!(7月30日)」

その際、明日香出版社さんのキャンペーンが行われる旨を
お知らせいたしておりました。追ってキャンペーンの詳細を
ご案内差し上げるつもりでいたのですが、申し訳ございません。
すっかり忘れてしまっておりました。

昨日、書店に立ち寄った時に、
「ん?どこかで見たような本が…見慣れない帯が付いている…」
「あっ!」と思い出した次第でございます。
と言うわけで、遅まきながら明日香出版社さんのキャンペーンについて。

キャンペーン期間は 9月〜12月で、キャンペーンのタイトルは、
『秋の100問100答祭り〜疑問が納得に変わる!』というもの。

帯に付いている“質問カード”を添付して、その書籍のテーマに
まつわる質問を明日香出版社さんに送っていただくと、著者が
その質問に対して直接答えてくれるというキャンペーンです。

キャンペーン期間中に、帯付きの書籍を購入して下さった方が
対象となるようですので、『はじめての管理職100問100答』に
興味はあるけどまだ購入していない方や、unison1・unison2と
つながってみたい!という酔狂な?方がいらっしゃいましたら、
是非、この機会にご購入をいただけますようお願いします!

オヤジのハードボイルド『仕掛人・藤枝梅安』

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仕掛人・藤枝梅安
『仕掛人・藤枝梅安』シリーズにはまっている。

『仕掛人・藤枝梅安』は、
『鬼平犯科帳』『剣客商売』と並び称される
池波正太郎さんの代表作である。

私は少し前まで、池波正太郎さんの作品を、
司馬遼太郎・藤沢周平、両氏の作品と同様に、
単なる“オヤジ本”と敬遠してきた。

私も正真正銘の“オヤジ”になったということだろう。
ここ最近は、彼らの作品に傾倒している。
中でも池波正太郎さんの作品は、理屈抜きで楽しめるものが多い。

こと『仕掛人・藤枝梅安』シリーズは面白いの一言に尽きる。

この“面白い”と感じる理由を求めることは野暮なのであろうが、
その理由を敢えて挙げるなら、それは『仕掛人・藤枝梅安』に
ハードボイルドの要素がふんだんに盛り込まれているからだと思う。

ハードボイルドとはなんぞや?などいう難しいことは抜きにして、
“殺し”を裏稼業にする梅安が男(人間)として苦悩する姿や、
魅力的な相棒たちとの会話、酒・料理・道具(+女性)の描写、
いずれも、これぞハードボイルド!と感じさせてくれるのだ。

昔、私が“オヤジ本”と敬遠していたこの本を、
夢中になって読んでいたオヤジ様を何人も見かけたことがある。
一見くたびれたサラリーマンという風体の彼ら先輩オヤジ様も、
“梅安”に男としての自分の生き方を重ねていたに違いない。

そんなオヤジの諸先輩方へ。
その節は、皆様に勝手な印象を抱いてしまい大変失礼しました。
私もやっと皆様に追いつくことができるようになりました。
『仕掛人・藤枝梅安』シリーズは、すごく面白いです。

監督やコーチは“気づかせ屋”だ

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2週連続で放映されていた
NHKスペシャル「シリーズ ONの時代」を視た。

番組は“ON”、すなわち王貞治さんと長嶋茂雄さんへの
インタビューを軸に構成されていたのだが、その中で、
王さんが「監督やコーチは“気づかせ屋”だ」と話していた。

王さんが現役を引退して、最初に監督を務めたのは巨人軍。
当時の王監督は、選手たちを褒めることなどなかったそうだ。
そんな王さんが変わったのは、ダイエー(当時)の監督に就任してから。

決して強いとは言えないチームを預かり苦悩し続けた課程で、
王さんが得た教訓は、選手たちを“褒める”ことだったと言う。

なかなか勝てないチームには、負けることに慣れてしまう選手や、
自信を失ってしまう選手が出てくる。そんな彼らに、闘う意欲を
取り戻させるには、自分では気づいていない自分自身の美点を
気づかせてやるのが重要だ、そんな意味のことを王さんは語っていた。

“褒める”効用は、ビジネスの世界でも広く認知されるようになっている。
しかし、業績が低迷している時や先行きに対する展望が見えにくい時など、
組織の雰囲気が停滞している時に、部下たちを褒めるのは容易ではない。
逆にそんな時ほど、部下を叱咤激励してしまうリーダーが多いのだ。

何を隠そう、私もそんなリーダーの1人である。
“こんなに大変な時なのに、どうして?○○しないんだ!”
こんな風に部下を問い詰めたくなったことは数知れず。
実際にそうしてしまったことも一度や二度では済まない。
けれども振り返ってみれば、それで状況が好転したことはまずない。

「マネージャーやリーダーは“気づかせ屋”である」

自分自身が苦しい時こそ、リーダーには部下を褒めることが求められるのだ。
王さんの言葉を噛みしめて、自戒のために記憶しておくことにする。

平牧の“とんかつ”

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今月17日にオープンしたばかりの
「銀座・平田牧場」で、噂の“とんかつ”を食してきた。

山形県に本社を置く平田牧場、通称“平牧(ひらぼく)”は、
日本一美味しい豚肉を作ると言われている注目の畜産企業である。

この平牧を代表するブランド豚“金華豚”“三元豚”を使った
“とんかつ”を食べられる都下の直営店は、この銀座店の他に、
東京ミッドタウン店、COREDO日本橋店、玉川高島屋SC店があるが、
いずれのお店も大人気であるらしい。

元来がへそ曲がりの私は、このような人気店に足を運ぶことは滅多にない。
それが今回、わざわざ平牧のとんかつを食べてみようという気になったのは、
録画してあった“カンブリア宮殿”を見たことがきっかけである。

8月31日の放映分に、平牧の創業者である新田嘉一さんが出演していた。
番組によれば、現在の“平牧ブランド”を築き上げるまでの、
新田さんのご苦労は生半なものではなかったらしい。

マスメディアが美談を演出する効果を差し引いて見ても、
彼が“日本一美味しい豚肉を作る”という志をかなえるために、
どれほどの情熱を注いだかは想像に難くないものだった。
そんな彼が作った“日本一美味しいという豚を食べてみたい!”、
これまた元来の食い意地を刺激されてしまったのだ。

店を訪れたのはラストーダーの直前。
さすがに、お店の前で待たされるようなことはなかった。

平牧金華豚・特厚ロースかつ膳私が頼んだのは、
「平牧金華豚 特厚ロースかつ膳」。
脂身は想像以上にたっぷりめ。

しかし、この脂身がさっぱりとしていて
何やら甘みすら感じられる。

空腹を抱えた遅めの夕食であったことに加え、事前情報で得た平牧への
好印象の影響を完全には否定できないものの、確かに美味しかった。
コース料理に加えて、お酒の種類や酒の肴もそこそこあるようなので、
次回は?もう少しじっくりと平牧のこだわりを味わってみたい。

閣僚人事に管理職の人事権を考える

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新政権の閣僚人事が決まったようだ。
この人事は、今後の政治を占う意味において重要なものとなるのだろう。

無論、人事の重要さは政治の世界だけに留まらない。
私たちが身を置くビジネスの世界、会社組織の人事も、
その組織の浮沈を左右するほど重要な事柄である。

しかしながら、多くのビジネスパーソンにとって
(たとえその人が管理職であろうとも)会社組織の人事は、
お上の専権事項と思い定めている方が多いようだ。

当然、会社組織の基本設計図とも呼べる人事の骨格や要となる要職の人事、
人員配置の大枠を定めるのは、経営トップや事業責任者である。
けれども、だからと言って、課長レベルの管理職に、
人事を定める権限がまったくないとするのは大きな誤りだ。

大半の課長レベル(組織によっては係長・主任レベルも含む)の
管理職やリーダーには、人事の権限がある。

例えば、自分の下にサブリーダーを置くのか・置かないのか、
サブリーダーを置くならばどのような責任・権限を任せるのか、
というような“組織の構え”を定めるのは、その組織の長たる
管理職の重要な人事権限である。

また配下の部下1人ひとりに対して、どのような役割・責任を
任せるのかという“役割分担”や“責任分担”も、れっきとした
管理職の人事権限である。メンバーの席割りを定めるなどいうことも、
管理職の人事権限の1つに数えても良いかもしれない。

色々な会社組織の管理職研修を担当していると、
これらの人事権限をしっかりと行使していない、
換言すれば、自身の人事方針として明確に打ち出していない、
そんな管理職が想像以上に多いことに驚いてしまう。

自身が預かる組織の人事方針を打ち出すのは、その組織の
管理職の専権事項である。管理職たる者、自分の組織の人事に
腕をふるわずに、一体どこで腕をふるうと言うのか。

管理職の皆さんには、是非とも人事権を行使してもらいたい。
もちろんこの人事権は、自分の上司に対して“報連相”を欠かさない上で、
初めて認められ、行使できる人事権である。そのことはお忘れなきよう。

イチロー選手の魅力

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大リーグ、マリナーズのイチロー選手が、
前人未踏の9年連続200本安打の偉業を達成した。

長い歴史を有するベースボールの本場で、
私たちの同胞が偉大な記録を打ち立てたことに対して、
心から嬉しいと感じるし、掛け値なしに彼のことを誇りに思う。

私はイチロー選手の熱烈なファンというわけではない。
それでも、彼に対して大いなる魅力を感じている。
彼の魅力はなんと言っても、結果を出し続けていることだ。
このことは、誰にも有無を言わせぬ圧倒的な迫力がある。

これはビジネスの世界においても同じことが言えそうだ。

たとえ、その人に“華”がなくとも、性格に少々難があろうとも、
その世界で結果を出し続けている人には、誰しもが畏敬の念を抱く。
これは、やはり結果を出すこと、そしてそのことを続けることが、
どれほど難しいことなのかを、我々が知っているからに他ならない。

成果を出し続けていること、業績を上げ続けていること、
これらに勝るビジネスパーソンとしての魅力はないのかもしれない。

※関連する過去記事も、是非ご覧下さい。
 『リーダーの人間的な魅力』
 『管理職に求められるリーダーシップとは』

景気はどうですか?

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「最近、景気はどうですか?」
ビジネスで人に会うと、このように尋ねられることがあると思う。

そんな時、私たちは「いやぁ大変ですよ。厳しいですねぇ…」
などとネガティブな?お答えは、原則しないようにしている。

これは、以前このブログにもエントリーした通り、
営業パーソンたる者、お客様先に明るい雰囲気をもたらすエバンジェリストたれ、
という思いがあるからだ。※過去記事をご参照下さい:『景気の悪い営業マン』

もちろん、その問いが真剣に発せられていると判断される場合は、
ネガティブな情報も真摯にご提供する。

けれどもそうでない場合、つまり、それほど重くない、
社交辞令や挨拶程度に発せられたこの種の問いに対しては、
可能な限り前向きにお答えしたいと、常々思っている。

さりながら、かようなご時勢に「絶好調です!」などと
お答えするのも、憚りがあることが多い。

そこで私たちが頻繁に用いるのが、
「いやぁ、相も変わらず貧乏暇なしですよ…」である。
これは相当にコテコテなカウンタートークではある。

しかし、商談の冒頭などで発せられる「景気はどうですか?」
という問いに対して、真面目に答えようとすればするほど、
暗くなってしまいがちな当世の世相をさらりと受け流すには、
格好のトークでもある。

このトーク、難を言えば、使う人を選ぶという点であろうか。
まず、見た感じで若い印象を与える人には似つかわしくない。
これだけのコテコテトークである。相応の年齢があるようだ。

最近ではこのトークの変形バージョンとして、
「貧乏暇なし、肥満あり」などいうトークもあるだに聞く。
体型的にもこのトークを操る資格を有する私としては、
早速マスターしようと、折に触れチャレンジしてみるのだが…

「いやぁ、相変わらず貧乏暇なしですよぉ、
 体重だけは右肩上がりで、肥満はあるんですけどねぇ…」

過度にコテコテなトーク、自虐的なトークは決して万人受けはしない。

ご報告

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9月に入って最初のエントリーが、
極めて私的な内容になってしまいますことご容赦下さい。

先日、唐突かつ勝手にご報告申し上げました通り、
私こと unison2は、先月末に結婚式を挙げました。

当日は残暑厳しい天候にもかかわらず、
多数の方々にご列席を賜り、お祝いをしていただきました。
ご参列下さいました皆さまに、心より御礼申し上げます。

また、ユニゾンのお客様方よりも祝電を多数頂戴いたしました。
私のような半人前にも満たない若輩に対して、
お心のこもった温かいお言葉を下さった皆さまに、
重ねて深謝いたします。本当にありがとうございました。

正直申しますと、私は結婚式で感激などしないだろうな、
と何となく思っていたところ、その予想は見事に裏切られ、
皆さま方の温かいお心遣いに目頭が熱くなることもしばしば。

「私はたくさんの人に支えられて生きているんだな」
当たり前のことながら、あらためて、そのことを痛感しました。
これから先の人生、皆さんに少しでもご恩返しができるよう、
精一杯、頑張っていくことを決意いたしました。

一足飛びに成長はできないまでも、
少しずつでも皆さんのお役に立てる人間になっていきます。

ユニゾンの面々と
ちなみに仕事は、旧姓のまま、
今まで通り、いや今まで以上に、
頑張っていきます!

引き続き、
unison2をよろしくお願いいたします。

(ユニゾンの面々との写真をちょっとだけ)

ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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