ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2007年02月

シックスポケット

近頃、一人の子どもに対するスポンサーの数が増えているらしい。
少し前は両親とそのそれぞれの祖父母の計6名で構成される、
シックスポケットなる言葉が使われていた。
ところが最近その6人に加え、参戦してきているのが、
叔父(伯父)と叔母(伯母)らしい。

確かに、私unison2もそんな叔母バカの一人である。

私の場合はというと、姉の息子にお熱である。
彼の為には、自己犠牲も顧みず、全ての時間と給与を放出しても
構わない!と思うほどの溺愛ぶり。

とはいえ、最近までそんな私の様な人間は少数だと思っていた。
我が家の姉妹仲が極端に良いからだと。

しかし、周りを見渡してびっくり。
大学の同級生から、仕事仲間、田舎の友人に至るまで、
相当数の人間が甥・姪を溺愛しているのだ。
しかも、人によっては溺愛の対象に“友人の子ども”まで
含まれている。

そんなに子どもが愛されているというのに、
なぜこの日本は少子化なのか?

先日、子どものいる前職の先輩と話しをしていたら、
4月に幼稚園に入園して“しばらく”の期間、午前中には
お迎えに行かなければならないらしい。
従って、明確な時期も分からず、職場に迷惑をかけるからと
退職を願い出たとのこと。

う〜ん。どうにかできないモノだろうか?

年上の部下にどのように対応すれば良いでしょう?

昨今では、年上の部下を預かる管理職は珍しくありません。
しかし、そのことで悩みを抱えている管理職は少なくないようです。

彼らの多くは、
年上の部下の「感情的な抵抗」にどのように対処すべきかで苦慮しています。
少し詳しく見てみると、実際に感情的な抵抗に直面しているケースと、
感情的な抵抗を恐れて遠慮してしまっているケースの二つに大別できます。
いずれも、上司と部下の間に密接なコミュニケーションが成立することで
悩みが解消されることがあります。

ここでは、そのために欠かせない管理職としての意識と、
関係構築のきっかけとなる話法をご紹介いたしましょう。

まず、「管理職=偉い人」ではない、という意識を持っておくことが大切です。
年上の部下に対して、よく「私の言うことを聞いてくれない」という話を聞きます。
そのような管理職には、意識的ではないにしろ、
「部下は上司の言うことを聞くものだ」という姿勢が見え隠れしています。

管理職とは、預かった組織の責任を果たす役割を持った人のことです。
責任を果たすためには、部下たちの協力が欠かせません。
その意識を根底に据えておく必要があるでしょう。

その上で、彼らが持つ(かもしれない)感情的な抵抗感を払拭することが求められます。
ポイントは、年上の部下に対して“遠慮”するのではではなく、
“配慮”するということです。配慮とは、
「あなたの経験やキャリア、技能を敬っています」という気持ちを言動で示すことです。

そして、密接なコミュニケーションを成立させるために、
管理職の側から関係構築の“きっかけ”をつくることが重要です。
きっかけづくりには、次のような話法が効果的です。

‐綮覆箸いμ魍笋鯒厂燭靴燭海箸鯡棲里房┐
 (例)「このたび、期せずして○○さんの上司という立場になりました」

∪嫻い魄き受けたこと、その責任を果たす熱い想いを伝える
 (例)「至らぬ点も多いのですが、
     今期××億円の目標達成を引き受けた以上、何としても
     この数字をやり遂げたい。そのために全力を尽くします」

責任を果たすために協力依頼を申し出る
 (例)「○○さんのお力添えがなければ、この数字は達成できません。
     ついては、○○さんのご協力をいただけないでしょうか」

組織の成果を上げるために、
自分(年上の部下)は欠くことのできない存在であるという動機付けを図ることが、
この話法でのポイントです。

彼らが持つ力を存分に発揮させることができるかどうか。
それは、管理職の心構え、部下個人への配慮、そして対話の方法一つで
随分と変わってくるはずです。

仁義を切る

我々の研修では、まれに「仁義を切る」という言葉を使うことがある。
受講されている方々からは一瞬ギョッとされる。

確かにこの言葉は、あまり一般企業で使われる言葉ではない。

私の愛読書『明鏡国語辞典』では、“仁義”を
「儒教で、根本理念とされる仁と義。
  いつくしみの心と人として踏み行うべき正義」
と最初に定義している。

そして、“仁義”を「切る」という下の句が付く使い方は
「博徒・香具師などの社会に特有の道徳。
  また、その仲間の間で行われる初対面の挨拶」
という説明になっている。

我々がこの言葉を使うのは、主として管理職が自分より個別技能の
高い部下や年上の方を部下を持った場合にどうするのか?
を受講者の方に問われた際である。

すなわち、
「今回、はからずも○○さんの上司という立場になりました。
ついては、責任を果たすために○○さんの協力が必須なんだけれども、
なんとかお力添えを頂けますでしょうか?」
と、相手(部下)の感情的な抵抗感を払拭するよう、
まずこちらから働きかけることを言っているのである。

何が言いたかったというと、この言葉について、
本ブログをご覧の皆様はどのようにお感じになるか?
やはり、企業の中では使うべき言葉ではないのか?
違和感はあるもものの、そういわれれば納得ということなのか?

この辺りを率直にご意見賜れれば幸いです。

「部下が伸びる対話力」パワーアップセミナー開催!

昨日、無料公開セミナーを開催しました。
冷たい雨が落ちてくるあいにくの天候にもかかわらず、
今回もお申込み下さったほとんどの方にご出席をいただきました。
ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。

「部下との対話」をテーマに“MIP研修”をご紹介する本セミナーは、
昨年の10月27日12月13日に引き続き、今回で三度目の開催。
回を重ねるごとに、このテーマに対する管理職やリーダーの方々の
問題意識が高くなってきているように感じられます。

070223無料セミナー風景1ところで、過去二回を含め本セミナーの講師は、
いずれも私が担当させていただいております。
普段から研修講師を務めているとは言え、
この種のセミナーには独特の緊張感があります。

意外に思われる方もいるかもしれませんが、
私を含めた弊社講師の多くが、研修よりも
この種のセミナーの方が緊張を感じると言います。

その緊張感をもたらす最大の理由は“時間”です。
限られた時間内で最大限のインパクトと共感を得なければならない
というプレッシャーが、講師にはのしかかってくるからです。

070223無料セミナー風景2皆さまからのアンケートを拝見する限り、
今回も合格点はいただけたと安堵しています。

反面、後半に“MIP研修”の商品紹介を担当した
unison2 からセミナー後にクレームが・・・。

「私の持ち時間を食いつぶさないで下さい!」
それで、こんなに一生懸命な様子なのですね。

次回の無料セミナーは、4月開催の予定です。
詳細情報は、メルマガや当ブログにてご案内させていただきます。

明日(2/23)無料セミナーを開催します!

先日、この4月から社会人デビューという世代の女性たち
と話をする機会があった。

まずは、しっかりしていて、素直に関心した。
ただ、1つだけびっくりした発言があった。
「周りに流されて就職活動をしない人が多くいたけれど、自分は
就職することに決めてよかった」というのだ。

私は、「周りに流されて就職活動をするな」と先輩方や
人事のご担当者から言われた記憶がある。
要は“行きたい会社ややりたい仕事を自分で真剣に考えろ”
と言われたのだ。

それが、今では周りに流されたら就職活動もしないことに
なってしまうらしい。
もちろん、これは一部の方で、同世代全員がこういう状態とは思って
いないが、感覚の変化というのは本当に早く、多様である。

確かに、“新人類”と呼ばれた世代が管理職につく時代である。
これからの人材育成、マネジメント…なかなか手強そうだ。

悩みを持つマネージャーの皆様、人事のご担当者様。
どうぞ、明日の無料セミナーへご参加くださいませ。

      お申込みはこちら
               

当日お申込みの方は、お席がご用意できない可能性もございます。
事前お申込みの方を優先させていただきますので、何卒ご了承くださいませ。

えっ!そんなに少ないの?

2月15日付けの日刊工業新聞に気になる記事が載っていた。
日産自動車の課長級以上の管理職に占める女性比率が4%に達した(?)
という記事だ。人数は約100人、うち部長職は約20人とのこと。

記事の論調とは裏腹に「そんなに少ないのか?」と私は感じた。

ところが、記事を読み進めてみると、トヨタ自動車では課長級以上の
女性管理職は26人、今年1月に初の女性部長が誕生したばかり。
ホンダに至っては女性課長が12人とのことなので、比較すれば
日産自動車は女性管理職が多いと言えるのであろう。

私たちがお付き合いいただく企業の人事部には女性が多い。
課長級以上の名刺を持った女性管理職も少なくない。かてて加えて、
最近は女性管理職を対象とした研修のご相談も増えている。

そのような研修会社を取り巻く特有の環境が、
世の女性管理職の数を実数よりも多く見積もらせていたのだろう。

しかし、この程度の数で記事になってしまう女性管理職の少なさは
一体どうしたものであろうか。

昨今、ダイバーシティ(人材の多様性)を人材戦略の要に位置づけて、
積極的に女性を採用したり、管理職への登用を図ろうとしている企業が
話題になることがある。翻ってみると、このこと自体、ビジネスの世界が
未だ男性優位で回されていることの証であるのかもしれない。

本日、私はお世話になっている某大手企業の本部長にご面談をいただいた。
この本部長は女性である。この方にお会いすると、仕事の能力に男女の差は
ないどころか、むしろ女性の方が仕事に向いているのではないかと思う。

ちなみに、当社の女性管理職比率は50%である。

思いやりの言動

「安倍晋三首相が(閣議で)入室したときに起立できない、
私語を慎めない政治家は美しい国づくり内閣にふさわしくない」
との中川自民幹事長の言葉がニュースで取り上げられています。
皆さまはどのように感じていらっしゃるでしょうか。

私には難しい政治の話はわかりません。
しかし、中川幹事長がおっしゃっているマナーに関しては
賛同できました。

学校であれ、会社であれ、挨拶というものは場所・人にかかわらず
気持ちよい人間関係を築く上では不可欠なものだと思います。

諸説はありますが、挨拶は“私はあなたの敵ではないですよ”、
と相手に表すためと聞いたことがあります。

現代においてはそのような意味はないのかもしれません。
けれど、特に組織においては、同じ目標に向かって邁進していく
仲間同士、思いやりの言動は常に意識をして行いたいものです。

4月、多くの組織では、期待と不安を胸に抱いた社会人一年生を
迎えることとなります。

是非、マスコミ等に取り上げられることの多い方々、また
会社にて新入社員を迎える方には社会人の大先輩として、
後輩に素敵な背中を見せていただきたいと願います。

もちろん私も、新人研修を扱う営業担当として、社会人の
少しだけ先輩として、良い見本となれるようがんばります。

黒うさぎ

入り口料理焼酎












今日は、社内+近しい友人で食事に行くことができたので、
久しぶりのお店紹介です。

今日は、以前から気になっていた会社近くの
「南島酒房 黒うさぎ 麹町店」
というお店に行ってみました。

特に約束をして集まった訳でもなかったので、軽いノリで
新規開拓をしたのですが、これがなかなかのヒットでした。

琉球ガラスのライトとお茶目な店長さんが素敵なお店で、
料理は沖縄・奄美の郷土食を中心に、様々な創作料理が
楽しめました。

沖縄に初めて遊びに行ってから、沖縄料理は大好きに
なったので、どれもこれもおいしかったです。
中でも、私のお薦めは、「ヒラヤチー(沖縄風お好み焼き)」
と「舟やき(黒糖味のクレープ風スイーツ)」です。

写真は、「ポークたまご」と「“生”海ブドウ」、つきだしの
「春菊のおひたし」です。

野尻店長帰りに店長さんに、
「ブログで紹介してもいいですか?」
と訪ねたら、一緒に写真に写って
くださいました。

店長の野尻さん、
ありがとうございました。

バブルへGO!!

阿部寛さん、広末涼子さんらが出演している
「バブルへGO!!」という映画が上映されている。
バブル絶頂期にタイムスリップするという話らしい。

この映画にとどまらず、最近バブル期の音楽やアニメなどの
文化や風俗がメディアに乗って耳目に触れてくる機会が多い。
経済界も大手企業の多くが最高益を更新するなどの好景気を受け、
「バブルの再来か!」との見方をする人もいるようだ。

私はいわゆるバブルの後半に社会人となった。
大手メーカーに就職した私の同期はなんと400人。
氷河期世代に言わせれば、きっと“夢のような時代”だったろう。

その“夢のような時代”が再来しているらしい。主要企業の
2008年春の新卒採用予定数が当時を超えるところも少なくない。
少なくとも数の上では、学生の就活状況はバブル期に似ている。

しかし、その中身を見てみると当時とは様相が異なるようだ。
私たちの頃は、とにかく頭数を揃えれば業績が上がるという雰囲気が、
企業側にもあったような気がする(まったくの私感である)。
今は、数は欲しいけれども優秀でない学生は要らない
という態度を示して、その通り実行する企業が多いと聞く。

職場環境や仕事環境もバブル期とは随分違う。
私が入社したての頃、職場や仕事はとってもアナログであった。
職場のコミュニケーションは、直接対話でするしかない。
暇そうに話しかけてくる上司もいた。職場の社員旅行があった。
パソコンは課に一台、手書きの書類が多かった。
資料なども切り貼り(はさみとのりで)で作ったりしていた。
もちろん、職場にインターネットはやってきていなかった。

今振り返ってみると、おおらかな時代だった。

20年後、今の職場にタイムスリップしたとしても、
あの頃はおおらかな時代だった、と振り返る人がいるだろうか。

はじめての管理職

初めて管理職となった方たちに向けた本を執筆することになった。

奇特にも(?)ある出版社の編集者が、当社の業務とこのブログに
興味を持って下さり、お声がけをいただいたのだ。
研修業界に身を置くものにとって、出版物は魅力的な販促ツールである。

それでも、二ヶ月ほど前にこの話をいただいた時は手放しで喜べなかった。
もちろん、会社と自分たちの商売を考えればとても嬉しいことである。
それにしても、誰が書くんだろう・・・。

ブログを始めてからというもの、
物を書くのがいかに大変なことであるかを痛感している私である。
それが本を書くなどとは!想像しただけで気が重くなってしまったのである。

しかし、最終的にはトライすることに決めた。
覚悟を決められたのは、スタッフの強力な後押しがあればこそ。
腰砕け気味の私を鼓舞するかのように、
自ら協力を申し出てくれたスタッフとの共作で取り組むこととした。

さて、これから数ヶ月間は時間との戦いである。
今まで以上に忙しくなるはずだ。けれども、私たちには強力な武器がある。
研修という武器である。

私たちの本業である研修には、
正にこれから管理職になろうという方たちも大勢参加される。
彼らが現場でどんな壁にぶつかっているのか、
どんな悩みを抱えているのか、をリアルに捉えて、
現実的な解決策を提示できるようなものに仕上げたいものである。

このブログも活用していくことになる。

「はじめての管理職」カテゴリに投稿される記事については、
特に、忌憚ないご意見やご感想をコメントいただけると助かります。

褒めてやらねば人は動かじ

営業一人立ちをして2ヶ月経った。
最近は、多少なりとも自信を持ってお客様と接することが
できるようになった(と思っている)。

そんな中、久し振りに社内での営業ロープレを行った。
私の営業トークがどこまで進化したのか、披露できる晴れ舞台である。

2ヶ月前、私が営業で一人立ちをするタイミングにもロープレを行った。
その時は、しどろもどろで話がまったく続かなかった。
極度の緊張のせいでもあったのだが、話が続かなかったのは、
商談そのものをイメージすることができなかったからだと思う。

そして今回のロープレ。前回よりも緊張はしなかった。
何よりも、お客様(役)の課題が何であるのか想像を働かせながら、
話を聞き出すことができたように思う。あっという間の10分間。
気がついたら、体がほてっていた。

お客様役をしてくれた講師からは、
「松尾がすごい成長していて、感動しながら相手をしていたよ」
と感涙もののコメントをもらった。

普段はあまり褒めてくれない(?)上司からも、
「同行したとき松尾に話させても平気だね」と褒められつつ、
プレッシャーをかけていただいた。

もちろん、改善点も指摘された。
「質問がランダムになりすぎていて、深耕できていない」
「早口すぎる」
「肯定の相づちにバリエーションがない」
「訊問しているように聞こえる」・・・

普段一人でお客様のところにお邪魔していると、
自分の営業スタイルがこのままで良いのか悩むときがある。
社内ロープレは、そんな時に改善点を指摘してもらえてとても有効である。
そして、今回最も強く感じたのは、
褒められることは、やはり明日への活力に繋がる!ということである。

部下や後輩をお持ちの皆さま、是非、
彼らを褒めていただきたいと思います。
劇的に成長する部下が出てくるかもしれません。
褒めてやらねば人は動かじ、ではないでしょうか。

新JIS規格で点二つ?

三連休、ニュースを見ていて驚いた。

Windowsの最新バージョン「VISTA」で一部の文字体が変わると言うのだ。
例えば、「辻」という文字。“しんにょう”の点は一つが一般的だと思うのだが、
これが二つの点の“しんにょう”に表示されると言う。

あるいは、葛飾区の「葛」の字。
この文字に含まれるカタカナの「ヒ」にあたる部分は、本来「L」で「人」を
囲んだような表記をするものの略字(文字の形を言葉で説明するのは難しい・・・)。

奈良県の葛城市は、パソコンの普及でこの略字が一般化されるとの判断から、
わざわざ正式な市名に変更した経緯があり、今回の事態に困惑しているらしい。
一方、字体を変更していない葛飾区は歓迎しているとか。
同様の事態は複数の字体でも生じるようだ。

いずれにせよ、このような事態は、「JIS2004」と呼ばれる規格を
「VISTA」が採用した結果発生したものであるとの報道であった。
この規格には、文科省の国語審議会が答申した内容が反映されているとのこと。

旧字体が正しい日本語である、とする国語審議会の答申も理解はできる。
パソコン上で、お客様の名前が正しく表記されないで困ったことも多い。
しかし、辻さんの“しんにょう”がすべて二つの点となってしまうのも困る。

たまさか、私には親しい「辻さん」が三人いるからである。
今さら、「正式には、点は一つですか?二つですか?」
と尋ねなければならないのだろうか・・・

身だしなみ VS おしゃれ

『おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため』
私が社会人になった時に、新人研修で教えてもらった言葉である。

まだまだ、学生気分が抜けなかった私は、
この言葉に頭をガツンと殴られた感覚を覚えた。
なんとなく“社会人とはどういうものか”を
イメージしていただけの私は、これによって、
強く意識付けしてもらった。

 4月を目前に、自分のこんな体験を思い出しながら、
新入社員向けプログラム“Business Base 2007”
のお打ち合わせを行っている今日この頃である。

そんな状況の中、お客様先に伺う道すがら、会社への行き帰り…
稀ではあるが、ダークスーツなのに派手なアクセサリーを身につけている方や、
ユニークな髪型をされているビジネスマンらしき方が目にとまることがある。

業界や職種によって温度が違ったり、個別のルールがあったり…
もちろん、それぞれ背景が違うため、一概に良い悪いとは言えない。
しかし、どうも私は違和感を覚える。
ちょうど小学生が化粧をしているような感じである。

私も、プライベートに関しては、自分の
好きなようにおしゃれを楽しんでいる。
しかし、ビジネスにおいては今一度、
TPPO(Time・Place・Person・Occasion)を意識し、
“身だしなみ”を整えることを意識しようと思った。

星取り表シンドローム

自社の研修体系を整備している、あるいは、
これから整備しようとしている企業も多いのではなかろうか。
人材を企業の財産と位置づけ、人材育成のため、計画的に研修を
実施していく取組が広がっていくのは、歓迎すべきことである。
私たちにとっても、ビジネスチャンスが増えることにつながる。

反面、少々気になることもある。
それは、体系に組み込まれた個々のカリキュラムを「受講した」ことで、
その能力を「身につけた」と判断する風潮が散見されることである。

無論、何らかの能力を身につけるために研修を受講するわけだから、
研修を受講することで目的の能力を身につけられる、とするのが道理である。
事実、知識は研修を受講することで得られる。(記憶という作業は必要だが)

しかし、世のビジネスマン方が経験則でご存じのとおり、
「知っている」ことと「できる」ことの間には大きな隔たりがある。
能力を開発する上で最も手がかかるのは、この隔たりを埋めることである。
この隔たりを埋めなければ、いくら研修を受講したとしても、
その能力が「身についた」とはいえない。

相撲の星取り表ではあるまいが、縦軸は社員の名前、
横軸は研修体系に組み込んだ個々のカリキュラムを配置した表を作って、
○×を書き込んで、眺めて、安心しているだけではいけない。
研修体系を整備する目的は、人材の計画的育成である。
これを形骸化させてしまったら元の木阿弥である。

三人の石切工

P.F.ドラッカーの著書を読み返していると、
三人の石切工の話が出ていた。

有名な話なので、ご存じの方も多いと思うが、少しご紹介すると…
石切工3人に「あなたは何をしているのか?」と質問したところ、
それぞれ次の回答が出た。
 嵎襪蕕靴鯲てている」
◆嶌嚢發寮仞擇蠅了纏をしている」
「教会を建てている」
この中で誰がマネージャーかと問うと、3番目の石切工である。
という話である。

この話を読み返し、よく似た話が多々あることを思い出した。
石切工が2人になったり、石切工からレンガ職人に置き換わっていたり。
また、誰がマネージャーかという“問い”も変わったりする。

よく考えるとこの手の“同じ事象を様々な例えで紹介している小話”や、
“よく似た小話で違う結論を導き出している例え話”が、研修時に
活躍することは多い。
研修講師という生き物は、“人に気付きを起こして頂く”ため、
日々頭を悩まし続けている。
おそらくその為に、過去から創作活動を重ねる講師達が、日々刻々と
話しを変化させているのである。

その結果、「あれ?どこかで聞いた話だけどなんか違う…」と思う
小話が大量に存在する。
以前、この類の例え話をした際、受講されている方の一人から、
「その話、間違えています!」とご指摘いただいた。
加えて、そもそもの出典や原作者まで教えてくださった。

是非、元々の“いわれ”を突き詰めるよりは、何を伝えたかったかを
感じていただきたかった。
私の力及ばずである。反省。

公開研修のメリット

明日、明後日と「MIP研修公開コース」の講師を担当する。

昨年から毎月一回のペースで開催しているこの公開研修は、
ユニゾンとしては、実に十年以上ぶりの公開研修である。

私たちは、一社で実施する研修を中心に営業活動を行っている。
一社で実施する研修は、その企業・組織に固有の課題解決を
テーマとした研修企画が可能である。
私たちが掲げる「お客様へのお役立ち」の精神に照らしても、
一社研修は課題解決に対する高い効果が期待できる。

しかし、公開研修には公開研修ならではの二つのメリットがある。

一つ目のメリットは、一名様から参加できること。
MIP研修の対象者は、主に管理職やプレイングマネージャーである。
多忙な彼らが、一斉に現場を離れることに抵抗感がある企業には
うってつけの研修形態であると言える。コスト面においても敷居が低いので、
一社研修を企画する人事のご担当者自身が参加されることも多い。

二つ目のメリットは、他流試合ができること。
公開研修には複数の企業からの参加者がある。MIP研修であれば、
多業界・多職種にわたる管理職の方々が一堂に会するわけである。

異業種交流の場となるのはもちろんのこと、それぞれが管理職として
抱える悩みや課題を題材としたロールプレイングでは、もたらされる
気づきも多い、という声を研修後のアンケートでも多くいただく。

同じような悩みを抱えていることに安堵したという声もあれば、
他社の管理職と比べて自社の管理職のレベルに危機感を持った、
というような声もある。

いずれにしろ、ある程度のキャリアを積んだ管理職が、
自らのマネジメント能力やコミュニケーション能力を自社以外で
披露する機会は多くはない。他流試合のメリットは大きいようである。

私どもの研修を味見する(?)場としても、
是非、公開研修を活用していただければ幸いである。

組織とは何か?

Q.私たちの会社は、良く言えば業績意識の高い組織です。
  反面、個人プレーが多く、組織としてのまとまりがないように感じます。
  このような組織を預かる管理職となった私は、何をすれば良いのでしょうか?

A.そもそも組織とは何なのか?、そのことを定義する必要がありそうです。
  単なる“人の集まり”は、“組織”ではありません。
  
  古今東西、実に様々な組織論が存在します。
  それらの多くに共通しているエッセンスをまとめみると、
  「組織とは“共通目標達成のため、有機的な活動を行う人間集団”である」
  ということに収れんされると考えられます。

  前段の“共通目標達成のため”が何を言わんとしているか、
  これは容易に想像していただけると思います。ほとんどの民間企業における
  共通目標は、まず第一に業績目標であると言えます。企業が存続し続ける
  ためには、業績を上げ続けなければならないのです。
  
  しかし、業績という共通目標さえあれば良いのかと言えば、そうではありません。
  これは、相次ぐ企業の不祥事を見ても明らかです。
  そこで、企業という組織を率いる経営トップは、例えば、「我が社は、
  企業の社会的責任(CSR)を果たすことを全社員の共通目標とする」と
  いった組織のスローガン的な共通目標も掲げます。
  
  これらの共通目標は組織の屋台骨を支える基本方針となり、これを基にして、
  各事業部門や部・課・チーム・プロジェクトの方針が定められます。
  共通目標が存在しなければ組織たり得ないというわけです。

続きを読む

インドの衝撃

先週、三夜連続で放映されていたNHKスペシャル「インドの衝撃」は、
過日の「“グーグル革命”の衝撃」を遥かにしのぐ衝撃であった。

一夜目は、インドのIT産業を支える頭脳と教育、
二夜目は、11億人という巨大マーケットの現状と可能性、
三夜目は、したたかな外交戦略と貧困に代表される国内の課題、
をそれぞれ取り上げていた。

インドでは、人口の65%が年収2,000ドル(およそ24万円)以下の
生活水準であると言う。貧富の格差も大きい。政情も不安定である。
かの国が21世紀初頭に経済大国になると断言はできない。

しかし、この番組を見終わって率直に感じたのは、
このままいくと日本はいずれ、かの国の後塵を拝することとなるだろう、
ということである。

そのように感じた理由は四つある。
一つには、彼らがハングリーであるということ。
貧困層は言うに及ばず、富を手に入れた中間層もさらなる豊かさを
求めてやまない。そのパワーの大きさは想像を絶するものがある。

二つには、教育である。豊かさを手にするには教育しかない。
頭脳立国を掲げエリート養成を実践してきた政治の力とも言える。
教育の差は一朝一夕には埋められない。

三つには、愛国心である。これは、長い植民地時代を経て形成された
11億人のコンセンサスとも言えよう。豊かさを手に入れたエリートたちは、
ことごとく自国への貢献を口にする。

そして四つには、これが最も大きな理由だが、
全人口に占める若者の比率が高い、ということである。
何と言っても11億人。若者の絶対数は推して知るべし、である。

いずれも、私たちが物質的な豊かさを手に入れる原動力となったもの、
そして、豊かさを享受している間に私たちがなくしてしまったもの、
を彼らはすべて持っているのである。

“BRICs”の台頭が喧伝されて久しい。
インドに限らず、彼らの存在を身近に感じることも増えてきている。
しかし、今は彼らが台頭していく序章に過ぎないのであろう。

MIP研修公開コース日程追加のお知らせ

ご好評をいただいております、MIP〜統合対話力強化研修〜
公開コースの4月以降の日程を追加しました。

詳しくは →→ こちら

(ブログ上でのご紹介を失念しておりましたので、ホームページ上の
ご案内から少し時間が経ってしまい申し訳ありません。)

今後のコース日程
2007年3月  6日(火)・ 7日(水)
2007年4月11日(水)・12日(木)
2007年5月15日(火)・16日(水)
2007年6月 6日(水)・ 7日(木)
2007年7月10日(火)・11日(水)
※全コース、両日9:30〜17:30

ご好評をいただいております。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

ご案内 兼 FAXお申込み用紙は →→ こちら ※PDFファイル

もちろん、公開コース※だけではなく、MIP研修の一社研修※
行っております。
一社様での開催の際は、より業務に沿った内容、実践期間後の
フォロー研修など、講師による事前打ち合わせを行い、
組織に合わせたテーラーメイドの研修が可能です。

※一社研修とは …講師を派遣し、社内の企画として開催する研修
※公開コースとは…各社様より数名様ずつ参加いただき、
               他社の方々とご一緒いただく研修コース
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

QRコード
QRコード
最近のコメント
最近のトラックバック
働くニホン (課長ほど素敵なショーバイはない!?)
働くニホン
ビアフェス (みんなが注目してるコトとは?)
ビバ!ビアフェス!!
サラリーマン川柳 (いま話題の検索語とは?)
サラリーマン川柳
第一生命のサラリーマン川柳 (気になるニュース解剖ブログ)
サラリーマン川柳
人に人を紹介すること (ユニゾンのENSEMBlog)
お墨付き
twitter