ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2006年12月

冬期休暇のお知らせと2006年私の振り返り

今回が2006年度最後のブログとなります。
皆様にとって今年はどの様な年となりましたでしょうか。

私にとって一番印象深かった出来事は
親しい友人の一人が沖縄に嫁いで行ったことです。

10年来の友人の結婚式に出席するのは初めてでしたので
とても感慨深かったです。

また、こんなに身近な友人のドレス姿を見たら
更に結婚願望が強くなるだろう、と思っていました。

しかし実際は、私自身が主役である友人と
シンクロしてしまい、すっかり満足してしまいました。

日に日に周囲からの結婚へのプレッシャーが高まる中
このようにローテンションでよいのか悶々としております。

そのような中、意識が向くのが“仕事”です。

来年の私の目標は“計画的な行動”です。
研修の際「仕事は段取り8分」と講師は言います。
基本に戻り来年は計画的に仕事に取りかかろうと
心に決めました。

最後に休暇のお知らせです。
弊社の冬期休暇は12/30(土)〜1/8(月)の間と
なっております。
お客様各位にはご迷惑をお掛けいたしますが
ご了承いただけますようお願い申し上げます。

それでは皆様良いお年をお迎え下さいませ。

忘年会

20061228061228_2今日はユニゾンの大忘年会!

普段飲みに行ったりできない
お子様のいる女性スタッフも
参加できたので、企画担当者
としては大満足の結果となり
ました。

今年の宴は、日比谷の「トラジ」。
unison neo たっての希望で
焼肉といたしました。

当社は老いも若きも総じて“肉”派です。
neo もこれまた好物のお酒もそっちのけで、ジューシーな
お肉をほおばっておりました。

その後、焼き肉だけでは忘年しきれなかった為、二次会でカラオケへ。

どれだけストレスが溜まっていたのか?と心配になるほどの
大変な盛り上がりで、明後日からの冬期休暇を前にすべての
体力を使い切ってしまった私。

明日は会社の大掃除!果たしてがんばれるのだろうか??

さて、かようなレポート記事でまとめた今回の投稿で、
私(unison2)の投稿記事が、めでたく100回を迎えました。

もがき苦しみながら、雨の日も風の日も、
担当する日は穴を空けないように、がんばってきたブログ。
「少しは読める記事となってきているよ」と、
数名の方々から、お褒め(?)の言葉を頂戴するようにもなりました。

継続は力なり。
この言葉をかみしめた、2006年の締めくくりとなった一日でした。

ユニゾンの2006年短信

【ユニゾンTOPICS】Vol.22(12/27配信)に掲載いたしました
「〜2006年を振り返って〜ユニゾンの2006年短信」を公開いたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・・・・・・・
2006年を簡単に総括して、今年最後のメルマガの締めくくりとしたい。
管理職研修にビジネスの軸足を置く私たちにとって、
今年はさらなる飛躍への蠢動を感じる一年となった。

いざなぎ景気を超えたと言われる好景気。その恩恵は、
個人の懐にまで行き届いたとは言えないまでも、企業の人材育成にかける経費、
わけても、管理職の育成にかける経費は明らかに増加している。

少なからぬ企業の関心事が管理職の育成に向いている。

そこには、バブル景気崩壊後の“人材”に対する効率経営路線を修正しよう
という経営者たちの意志を感じることができる。そのような経営者たちは、
人材とは、量と質の調整で利益をもたらす経営資源ではなく、心を持った経営資源
であり、その心を束ねることこそ企業の生き残りを決定づける要因だと考えている。

そして、トップを含めた管理職には人の心を束ねる能力が欠かせないというのが、
管理職の育成に本腰を入れている企業経営者の共通見解のようである。

ところが、当の管理職(特に中間管理職)たちに目を転じてみると、
人を束ねるどころか、部下とのコミュニケーションすら満足に取れていない
という方が少なくない。
多忙な日常に埋没してしまい、現状を変えるきっかけが掴めない。
そのような悩める管理職の方々に特効薬とはいかないまでも、
リーダーとしての意識に変化をもたらす処方箋がある。

(1)論理的思考に頼りすぎない
   上司や部下を含め、仕事の相手はすべて人間である。
   論理的に物事が運ぶことの方が稀であると言っても良い。
   マネジメントに関しても、“頭でっかち”にならないことが肝要である。
  
(2)摩擦や衝突を恐れない
   組織の力とは人間と人間が擦りあうことによって生じる
   “熱”のようなものである。
   摩擦や衝突が起こらない組織はやがて衰退する。
   リーダーは自ら“熱”を生じさせる意気込みを持たねばならない。
  
(3)自らの責任を開示する
   自分のチームに課せられた目標値や目標項目、
   上役の方針などを自分は引き受けたのか?
   そのことを部下に開示せず、うやむやにしたままでは、
   リーダーとしての責務は果たせない。
   自分の“本気”を言動で示すことが必要である。
  
ユニゾンでは、今年も数多くの管理職研修を実施させていただいた。
上記の処方箋は、管理職研修を担当した当社の講師陣が異口同音に挙げた事柄である。

さて、来るべき2007年はいかなる一年となるのか?
私たちは徹頭徹尾、「人と組織のマネジメント」におけるお役立ちを
ご提供すべく邁進していく所存である。

マネジメント効率を高める7つの“S”

本年最後の配信となる ユニゾンTOPICS Vol.22(12/27配信予定)に掲載する
「温故知新:マネジメント効率を高める7つの“S”」の全文を一足お先に公開します。

11年前の小論ではありますが、現在の職場にも通じる内容が多くあります。
技術がどんなに進歩しようとも、人間と集団に生じる事象に大きな進歩はない、
ということでしょうか・・・

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「大企業病」という言葉は、最近ではあまり聞かれなくなった。
バブル崩壊後、リストラが徹底されてきたためだろうか。しかし、
現場に一歩踏み込んでみると、まだまだムダや脆弱さが目につく組織も少なくない。
かなり共通している傾向としては次のようなことが気になる。

1.不要ではないかと思われる業務が多い

なぜこんなに提出書類が多いのか。
このようなデータを集計し、分析して何に使われるのか。
会議の資料と称して何日もかけ作成したものが全然活用されない。
数十ページにわたる方針書は見栄えは良いが、
その組織の実態と比較するとあまり先行しすぎている…、等々。
細かな事まであげつらえば、きりがないくらい多くある。

2.業務が細分化され、人が増える傾向は依然として残っている。
  特に大手企業の場合は、スタッフがやはり多いようである。


リストラの進行で、直間比率がかなり見直されてきたが、
それでもまだ付加価値を生まない業務に携わる人は数多いように思われる。
スタッフの数とラインのデスクワーク量はどうも正比例の関係にあるようだ。

3.職場のコミュニケーション障害で、エネルギーが浪費されている

コミュニケーションが上手く図れないで生じる職場内の軋轢や問題が、
どのくらい生産性を阻害しているか、測定のしようもないが莫大な量になる事だけは
間違いない。かと言って、お互いの意思疎通に神経質になりすぎると、
逆に生産性は下がることにもなる。まことに厄介な問題である。

マネジメントの効率を上げるために、
過去数多くの手法が唱えられ、そして消えていった。
これからも新しいやり方や考え方が出てくるだろうが、
他方では念仏のように唱え続けて意識づけをしておくことも忘れてはならない。
ここでは、極めて当たり前の事ではあるが、
“7つのS”という形で念仏を提案したい。

続きを読む

アルファベットの略語

世の中、特にビジネスの世界では、2文字や3文字のアルファベットに
略される言葉が非常に目につく。
あまりの多さに、アルファベットの組み合わせは飽和状態である。
業界、会社、職種によっては、違う意味となってしまう言葉も多い。

私は多業種・多業界にまたがって、お話をする機会の多い仕事をして
いるので、できるだけ略語や業界用語を使わないように心がけている。
カタカナ語に関しても、ニュアンスが変わってくるので、可能な限り
日本語に置き換える。また、効果的に使いたい場合には、日本語も
併用するか、日本語で定義するかのいずれかを心がけている。

それでも我々の中でも、アルファベットの略語を使う場合がある。
研修名が漢字や英語では、覚えていただきにくい場合、研修名を
アルファベットの略語にして、名称としている。

例えば、現在無料セミナー公開コースを展開中の
“Management Integration Process”→略して“MIP”。
日本語では、“統合対話力強化研修”と銘打ってあるが、それでは
漢字ばかりで親しめないため、“MIP(ミップ)”と呼んでいる。

先日、同様に“MFD(エム・エフ・ディー)”と略している管理職向け研修
“Managerial Function Development”(管理職向け役割機能開発研修)を、
あるお客様にご提案していた。
そのお客様の業界柄、MFDと申し上げた瞬間
「マルチファンクションディスプレイ?」と、突っ込みをいただいた。
すかさず、私も「マイクロフロッピーディスクですよ。」と
冗談をお返ししたら、「お互い、古いね。」と、2人で苦笑い。

そんな商談から帰った時に社内では…、
「BB2007のご案内を印刷しておいて!」と、言っている営業に向かって、
「ブロードバンドの最新状況ですか?」と、冗談を返しているスタッフ。
社内用語で大変恐縮だが、“BB2007”とは来年のブロードバンドではなく、
我々の新入社員向け研修“Business Base 2007”の略である。

係長の復権

「最近、係長って見かけなくなりましたね」
先日、名刺の整理をしていたスタッフがこんな話をしていた。

確かに、係長という役職の方を見かける機会は減ってきている。

事実、今まで“係長”という役職を使っていた企業でも、
この役職名自体を廃止したり、別の役職名(例えば、課長代理)に
置き換えているような例が少なくない。

一般的には、主任以上課長未満の職位である“係長”。
悪く言えば、中途半端なイメージを持たれやすい役職なのかもしれない。

例えば、いつになっても出世できないサラリーマンを揶揄した言葉に、
「万年係長」というのがあった。これも係長という役職名が持つ、
責任があるのかないのかわからない、何となくお気楽なサラリーマン、
といったイメージに根ざした言葉だったのだろう。

昔、私が社会人となったばかりの職場にも係長が何名かいた。
私を含めた若手社員からすれば、とても頼りになる先輩社員であった。

仕事でわからないことがあれば教えてくれるアドバイザーであり、
ときには、上役からの盾となって支援してくれるサポーターでもあり、
今で言えばメンター的な役割も果たしてくれていた。

思い起こせば、当時の係長は、
上役と平社員の心を繋ぐブリッジのような役割を担っていた。
そして、彼らに課せられた重要な使命の一つが
“若手社員の育成である”という雰囲気が、職場にはあった。

まだ余裕のある時代だったのかもしれない。

しかし、昨今メンター制度を設ける組織が増えている、
などという話を聞くにつけ、
“しゃっちょこばった”仕組みなどをつくるよりも、ここは一つ、
「心ある係長に再登板願いたい!」と、個人的には思うのである。

覚悟を決める

先日、unison1の記事でも取り上げていた
「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
先日放送されたのは、海獣医師の勝俣悦子さん。

数ヶ月前に鴨川シーワールドへ遊びに行った時、
“海獣医療センター”と書かれた建物が気になっていた
私にとって、非常に興味を引かれる放送内容だった。

世の水族館で多く飼育されているイルカやアザラシなどの海獣は
生態や飼育・治療方法が明らかになっているものだと思っていた。
ところが、ほとんど勝俣医師が鴨川シーワールドに勤務してからの、
個人の経験で対応されていると知って、まず驚いた。

勝俣医師が「野生の生物は、衰弱していることが、周囲に悟られると
食べられてしまう。従って、ギリギリまで兆候を出さない。
調子が悪そうだと思った時にはすぐに手を打たなければ死んでしまう。」
とおっしゃっていた。

悩んでいる暇も、絶対的な治療方法も無い中で、命を預かっている。
そんな大変なプレッシャーの中で、明るく仕事をしている
彼女の姿に、また驚いた。

かっこいいなと素直に思っている私に、TVの中の彼女が
明るい笑顔で「覚悟、決めてますから」とおっしゃった。
彼女があきらめた段階で、命を落としてしまう海獣たち。

私も仕事や人生のターニングポイントで、何度か
「ハラを決めた」「覚悟を決めた」と言ったことはある。
しかし、勝俣医師の「覚悟を決めた」という言葉を聞いた時、
私はこの言葉の本当の意味を知らないと感じた。

いつか私に、この言葉の本当の意味を理解する日が来るのだろうか?

1番、7番、大安吉日

59b15e3a.jpg
銀座での商談を終えた帰り道、
年末ジャンボ宝くじを購入した。

多くの高額当選者が出ると言われる
西銀座デパートチャンスセンターは
ご覧のような人混み。


中でも、1番と7番の売り場窓口には長蛇の列が。
1番窓口に並ぶ人の列は、晴海通り沿いにまで続き、
ゆうに100メートルは超えていただろう。

例年、私はこの売り場で年末ジャンボ宝くじを購入するのだが、
毎年かような混雑なので、1番や7番での購入は諦めている。
今年も、最も空いていた5番窓口に10分ほど並んで購入した。

年末ジャンボの販売は本日が最終日、かてて加えて、本日は大安吉日。
ささやかな夢(?)を託して、験を担ぐ人の波は引きも切らず続いていた。

当たりますように。

コミュニケーションはお嫌いですか?

先日、研修にご参加頂いている方から以下のようなお話を聞いた。
「部下とコミュニケーションがとれない」、
「プライベートに関しては一切口を開かない」、
「飲みに誘っても全く来ない」。

「コミニュケーションが下手な若手社員が多くなった」
とメディアで取り上げられるようになってから久しい。

しかし、実際にそのようなことがあるという話を
聞くのは初めてだったので、強く印象に残った。

私は、話さずにはいられない質である。

また、「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、
私の友人も話し好きばかりであり、飲みの席も好きである。

もちろん下戸の友人もいるのだが、
その友人ですら頻繁に会社の人と飲みに行っているようだ。

私は、年代で括ると20代後半から30代前半に入る。
冒頭にご紹介した方達の部下も同じ年代に入る。

これは、30代を境としたジェネレーションギャップなのであろうか。
それとも組織風土なのであろうか。目下リサーチ中である。

良きにつけ、悪しきにつけ

ユニゾンでは、研修(特に管理職向け研修)を実施する際に、
受講者の直属の上司にあたる方々にも、オブザーブとして
研修にご参加いただくことがある。

これは、受講者ご本人の課題を直属上司の方にも理解していただくことで、
受講者の研修効果を高める(実践しやすくなる)狙いがある。

また、上司のオブザーブが叶わない場合でも、研修終了後のフォローや
ご報告の為に、受講者の直属上司の方とお会いすることも多くある。

このような経験からか、私は、
上司・部下を“組み合わせ”で眺める癖がついてきてしまったようだ。
その癖のお陰(?)で、最近あらためて気づいたことがある。

それは、部下は、良きにつけ悪しきにつけ、
直属の上司に“よく似てくる”ということである。

上司を尊敬していたり、好きだとおっしゃる部下はもちろん、
嫌いだ、認めないと大騒ぎしている部下でさえも、にじみ出る
雰囲気から言動まで、直属上司にそっくりなのである。

先日、社内でそんな話をしていると、
一人の講師が、私と私の部下のデスクを眺めて一言。
『確かに…机の上を整理整頓できないところもそっくりだ!』

自分で自分の首を絞めた私であった。

いつか来た道、いつか行く道

「このお客様は、これ以上攻めても無駄ですよ!」

今朝、私が出社すると、
ある営業スタッフが上司である営業マネージャーに話をしていた。

部下の話を聞いていた上司が切り返す。

「そんなことはないと思うよ。
 お客様の情況は時々刻々変化とするんだよ。
 そうやって決めつけない方が良いと思うけどな」
 
そのやりとりを耳にした私は、思わずほくそ笑んでしまった。
数年前、当時私の直属の部下だったその営業マネージャーに対して、
同じような話をしたことを思い出したからだ。

その時は理解できなかった上司の言動が、時を経てわかるようになる。
そんな経験をお持ちの方は少なくないであろう。

私自身、過去の上司の言動に対して様々な不満や不信を抱いたものだ。
時には、激しく衝突したこともある。
その時のことを思い出し、心の中で過去の上司に詫びることも多い。

やってみなければ、わからないことがある。
そのことを心に留めておきたいものである。

もっと早く着手する!

私は週1回このブログを担当している。

何曜日に記事を担当するのかは毎週決めているので、
準備期間は十分にある。

日々、「この気づきについて書こう」とか「この出来事について書こう」と
頭の中では考えているのだが、なかなか取りかからない。
まだ時間はあるとたかをくくり、日々の仕事だけに目を向けてしまう。
そして、担当日になりやっと文章を書きだす。

内容については考えていたつもりが、思ったようには書けない。
本を読むことは大好きで、いつも活字には触れているが、
自分が書くとなると話が違う。

準備と計画をせずに仕事に取りかかったことを、今日も後悔した。

仕事は「もっと早く着手する!」
これがやはり原則である。

そして、消費者金融のコマーシャルではないが、
「何事も計画的に!」を改めて痛感した。

MIP無料セミナー開催レポート

5bff0322.jpg本日、MIP公開コースの無料紹介セミナーを
開催いたしました。

今回も定員を超えるお申込みを頂戴し、
本日若干名様のキャンセルはございましたが、
ほぼ満席という状況で終えることができました。


あいにく、終了した時点で雨が降ってきてしまいました。
雨に当たった方はお風邪など召されませんよう、
お気をつけください。

無料セミナーとはいえ、1つか2つは気づきやヒントをお持ち帰り
いただきたいとスタッフ一同、尽力しておりますが、お役にたて
ましたでしょうか?
ご記入いただいたアンケートを見る限り、なんらかのお役には
立てたと感じておりますが、ご意見やご質問などございましたら、
是非お寄せ下さい。

今後も定期的にこのような無料セミナーを開催したいと思います。
まだご参加されたことの無い方は、是非お申込みくださいますよう
お願い申し上げます。
また、今回ご紹介しましたMIP研修の公開コースに関しても、
定期開催をして参ります。
ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

MIP公開コースお申込みは → こちら

New Born!

babyプライベートな話で恐縮だが、赤ちゃんが産まれた。
もちろん、私にでは無く友人に。

お祝いに駆けつけた私たちは、産まれて4日目の
彼女の一挙手一投足、全てに大騒ぎ。

集まった友人たちは40代、30代、20代の女ばかり。
業種・職種は違えども、それぞれの組織で部下を持ち、
プレイングマネージャーとして第一線で活躍している。

皆、仕事はもちろんのこと、出産や結婚、趣味も
個々のペースで楽しんでいる。


hand世の多くの企業では、“女性管理職の創出”や
“育児休暇取得率の向上”などが、声高らか叫ばれている。
そんな声とは関係なく、今日集まった友人たちは、
普通に管理職や母親、それぞれの役割を果たしている。

このような女性たちは、社会全体で見れば、ごく一部かも
知れない。
しかし、新しい時代がすぐそこまで来ていると実感した。

そして、彼女の小さな手が、なんだかたくましく思えた。

育てない

毎週木曜の夜10時から NHKで放送されている
「プロフェッショナル 仕事の流儀」。

私は、毎週欠かさず録画して週末に見ている。
先週取り上げられていたのは、りんご農家の木村秋則さん。

木村さんは、不可能と言われていた“りんご”の自然栽培
(農薬も肥料も一切使わない)に8年の歳月をかけて成功した。

木村さんの畑は、一見すると何も手をかけていないかのように見える。
雑草は生やし放題で害虫も駆除しない。
木村さんの作業のすべては、自然な環境を維持することに費やされる。

冬が近けば、りんごの木に冬が近いことを知らせるために雑草を刈る。
害虫の駆除(?)は原則、益虫に任せる。

それでも病気が発生する場合や細菌の駆除には「酢」を使う。
それも、土を踏み固めてしまって自然の環境を損ねるという理由から、
大型の散布車は使わず、一本一本の木に手作業で散布する。

まったく気の遠くなるような手間を惜しまず、りんごを育てるのである。

その木村さんの極意が“りんごを「育てない」”。
りんごが「育つ」環境を整えることが、ご自分の仕事だと言う。

人材育成の要諦にも通じる話である。

反省

私には、成長を期待している部下がいる。

その部下は今まで、少々高い目標を設定させたとしても、
自分なりに試行錯誤しながら乗り越えてきた。

先日、その部下が書類の提出期限を守らなかった。
書類と言っても事務的な、
本人に意識さえあれば納期を守れないはずがない書類である。

「なんで、こんな書類の納期が守れない?」
思わず口をついて出てしまった。口に出して反省した。

実は、納期の二、三日前に
“ひょっとしたら、部下はその書類の納期を忘れているのかもしれない?”
と気になったことを思い出したからである。

その部下の傾向として、お客様にかかわる仕事に漏れはないのだが、
社内業務に関する仕事は、若干大らかに構えてしまう傾向がある。

それを知りながら私自身が、「簡単な事務作業だから」と高を括って、
本人に意識させずケアを怠ってしまったことが、遅延の原因である。
もっと私がこだわってやるべきだった。

今回、部下をそんな状態にしてしまったのは、私の責任だ。
本当に申し訳ないことをしてしまった。
この場をかりて謝りたい。

MIP研修公開コース【12月度日程】が終了しました!

本日、12月のMIP研修公開コースが終了いたしました。

今回のアンケートには、

「体系立てて説明・講義を受けることができ、頭の整理の場となりました」
「明日より直ぐ出来ることを実行します」
「異業種の方も抱えている悩みは同じで、見て気付く点がいっぱいありました」

などのお声を寄せていただきました。
ご参加いただいた皆様、2日間誠にありがとうございました。

ところで、覚えていらっしゃいますでしょうか。

前回11月のMIP研修公開コース終了後、私に課せられた課題。
「ビデオとの統合」です。


結果を申しますと、前回よりはるかにスムーズに操作ができました。
しかし、残念ながら統合しきることはできませんでした。

MIP研修公開コースでは、皆さまのロールプレイングをビデオに録画し、
振り返りのためにビデオ再生をします。

後方にお座りいただいている方にもよく聞こえるよう、再生時には
モニター(テレビ)の音量を上げるのですが、次に録画するときに
モニターの音量を下げておかないと「ピー!」。
けたたましくハウリング音が鳴ってしまうのです。

モニターの音量を下げ忘れ、この音を3回続けて出してしまいました。

タイミング良く(?)講師が
「部下が同じミスをした際、一回目・二回目は叱らずに三回目で叱る」
という話をしており、それを、みごとに実演してしまいました。

ご参加の皆様、耳障りな音をお聞かせしてしまい申し訳ございませんでした。

このような結果になりましたので、
完璧にビデオと統合することは次回へと持ち越されました。

私には、機械と統合することすら難しいようです。
人と統合するのは、もっと難しいです。

次回のMIP研修公開コースは1月16日(火)・17日(水)となっております。
若干お席が残っておりますので、奮ってご参加下さいませ。

60点主義

仕事には必ず「納期」がある。

納期を守ることはビジネスの常識であり、
これが守れなければ多くの他人に迷惑をかける。

そして、納期はタイトなものと相場が決まっている。
その中で、どこまで仕事のクオリティを高めることができるかが、
その人の仕事能力と言って差し支えないだろう。

最近の私は、
「もう少し時間をかければ、もっとまともな仕事ができるのに・・・」
と無言のつぶやきを発しながら仕事をしていたようだ。

そんな私の様子を見かねてか、最長老(?)の講師が声をかけてくれた。
「仕事なんてものは、60点取れれば合格なんだよ」

時間をかければ、誰だって良い仕事ができるのである。
「完璧な仕事をしたい自分の気持ち」と「他人との約束」、
どちらを優先すべきなのか?答えは後者なのだ。

講師のその一言で、多少吹っ切れた私である。
納期まであと30分しか残っていないこのブログ、60点は取れただろうか?

水滸伝

fe35d24f.jpg
北方謙三さんの「水滸伝」全19巻が、
ついに文庫化されました。

この10月から毎月1巻ずつ刊行され、第19巻は
再来年(2008年)の4月発売となりそうです。

早速1巻・2巻と二回ずつ読破してしまいました。



数年前、先輩に薦められてすっかり“はまった”「北方三国志」全13巻。
そのとき以上の期待を持たせてくれる、上々の滑り出しです。

読者感想などを見てみると、北方版「水滸伝」は「三国志」同様、
著者の創作によるストーリー展開となっているとのこと。

そのことに賛否はあるようです。しかし、それでも単純に面白い!
と思えるのも、この著者ならでは。

長丁場になりますが再来年4月まで、私の楽しみとなりそうです。

困ってしまうのが、北方さんの作品を読んでいると“無性に”
焼肉が食べたくなることと、美味しいお酒が飲みたくなってしまうこと。

「水滸伝」で、メタボリックを進行させぬよう心せねば。

青色LED

12月に入った瞬間、街はクリスマスムード一色。

近頃は、街の中はもちろん、個人宅の飾り付けもプロ顔負けのお宅を
見かける。ホームセンターなど量販店に行くと、10月頃から
クリスマスの飾り付けやイルミネーションの特別コーナーが設置され、
激しいクリスマス事前商戦を繰り広げている。

イルミネーションがこれほどまでに華やかになったのは、
“青色発光ダイオード”、別名“青色LED”が開発されたことに
大きく起因している。

青色LEDは、裁判で有名になったので、ご存じの方も多いと思うが、
私の地元である徳島の企業“日亜化学工業株式会社”で、高い精度の
製品化を初めて実現し、瞬く間に世に広がった。

徳島は、他の地方のどこよりも、青色がきれいに発色している
信号機の設置が一番多い県だと信じている。
友人を故郷に招くと、よく自慢をしていた。

ここ数年、きれいなイルミネーションを見て、そんな望郷の念にかられる。

クリスマスは仕事でもいいから、年末年始は故郷の信号機でも
見に帰りたいなぁ…と、しみじみ考える季節である。

往復はがき

97ffa55c.bmp昨日、事務所の近所で投函した往復はがき。

今朝、自宅の郵便受けを見てみると、
その往復はがきが届いていた。

送り先にて、急ぎ処理して返送してくれたのか。
そう考えたのは、つかの間。「まさか?」

案の定、消印が“返信用はがき”にしかないではないか!
送り先に届くことなく、返信先である自宅に届いてしまったのである。

明日(12/3)必着の大切なはがき。
急ぎ、近所の郵便局に向かうが、土曜日で窓口はお休みである。

万事休す、と諦めかけたとき、
ふと目をやった赤ポストに、なにやら電話番号が書いてある。
ダメ元で電話をしてみると、地元郵便局の郵便課につないでくれた。

事情を話すと、
「すぐご自宅に伺い、速達扱いで先様にお届けします」とのこと。
30分も経たないうちに、郵便課の課長が直々にやってきた。

彼は終始丁重な姿勢で対応してくれたのだが最後に一言。
「“往信はがき”の面が表に折られていないと、
 この手のトラブルが発生してしまうことがあるんですよ」

往信面が表となるよう、何度も確認をして投函した大切なはがきである。
余計な一言にカチンときたが、験が悪いので言葉は返さなかった。

「当選しますように!」
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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