ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2006年10月

“ネオX(エックス)”なマネジメント

マネジメント論において、
ダグラス・マグレガーが、その著書「企業の人間的側面」の中で述べた
「X理論・Y理論」をご存じの方も多いだろう。

人間は元来怠け者であるので、
強制や命令によるマネジメントが欠かせない、という「X理論」と、
人間は仕事をするのが本性であるので、本人が責任意識を持って
自発的に仕事に取り組ませるマネジメントが肝要である、という「Y理論」。

管理職の皆さんは、どちらのマネジメントスタイルが適切だとお考えだろうか?

おそらく、大半の方が「Y理論」を支持するだろう。

しかし、建前は「Y理論」に則ったマネジメントを標榜しているにもかかわらず、
実質は限りなく「X理論」に寄ったマネジメントスタイルを身につけてしまった
管理職がいるのも事実である。

すなわち、部下は怠け者ではないのだけれど、
本人が自発的に仕事に取り組む意欲と機会を奪ってしまう
“ネオX”なマネジメントが散見されるのである。

この“ネオX”なマネジメントスタイルに陥りやすい、
典型的な管理職のタイプが二つある。

その一つが、「丸投げタイプ」の管理職である。
今どき、“自分(上司)は寝ていて他人(部下)を起こす”ような
正真正銘の丸投げ管理職は少ない。むしろ、管理職自身も多忙であるケースが多い。

ここでいう丸投げとは、自身の職務に邁進しながらも、
部下には目標値だけを与え、あとは任せて管理する、という姿勢である。
自身の職務遂行に最も多くの時間を費やすこのタイプは、心ある部下から見れば、
私心濃厚(利己主義的)かつ、部下育成に無関心な上司とも言える。

もう一つが、いわゆる「丸抱えタイプ」。このタイプは、良く言えば責任感が強く、
自分が与えられた責任を何とかして果たそうとする。
それゆえに、部下の仕事を黙って見守っていることができない。
ひとたび問題が起きそうになれば、頭を突っ込み口を出し、
多くの場合は、自らが手も足も出して問題解決に当たる。

チームとして目先の業績や業務はこなしていくものの、
部下からすれば、結果的に「上司から言われたことだけやっていれば良い」
というような依存心を高めてしまう。

いずれのタイプも、部下自身の責任意識を刺激して
自発的に仕事に取り組ませるマネジメント(Y理論)とはほど遠い。
また、双方に共通しているのは、
部下育成に対する管理職の方針が欠如していることである。

換言すれば、育成方針を出さずに任せるのが「丸投げタイプ」、
育成方針を出さずに口を出すのが「丸抱えタイプ」とも言えよう。

育成方針とは、部下により高い目標をクリアさせる“いい仕事”をしてもらい、
部下自身が自発的に成長する流れを作る方針である。
この方針は、管理職が決意して、開示して、統合して、こだわらなければ遂行できない。

人と組織のマネジメントの優劣が企業の一点差勝負を決める、と言われる昨今、
50年近く前にマグレガーが提唱した「X理論・Y理論」は、
現代の組織におけるマネジメントを考える上でも、
貴重なヒントを提示してくれると言えるだろう。

マタニティマークをご紹介します。

先日ご紹介した『マタニティマーク』について、コメントでも
お会いしたお客様からも「どんなマーク?」というお声を
頂きましたので、マタニティマークをご紹介します。

マタニティマークマタニティマーク1マタニティマーク2











マタニティマークのバラエティや利用方法、主旨等については、
厚生労働省の報道発表資料『マタニティマークをとおした
「妊産婦にやさしい環境づくり」の推進について』
をご参照下さい。
本ブログでご紹介した画像以外にもサイズ違いやポスターなども
掲載されています。

今日も電車や街中で、キーホルダーやバッチになっている
マタニティマークを鞄に付けている女性を数人見かけました。
どなたも、外見からは全く判断のつかない、すらっとした体型を
されていました。マタニティマークの必要性を再認識しました。

マタニティマークを含め、社会全体が次時代を担っていく子ども達を
守り、育てていける環境になればと心から願います。

「部下が伸びる対話力」パワーアップセミナー 開催レポート

1027セミナ社長本日、『部下が伸びる対話力』パワーアップセミナー
統合対話力を身につける“MIP研修”紹介セミナー〜
を開催いたしました。

まずは、ご参加下さいましたお客様方々、
御礼申し上げます。
お忙しい中、誠にありがとうございました。

今回もお申し込み頂いたお客様については、
キャンセルもほぼ無く、頂いたアンケートを拝見しても、
ご好評の内に終了することができました。

1027セミナ河村ご聴講頂いたお客様からは早速、MIP公開研修への
ご参加お申し込みも頂戴しました。
一社様でのご相談も頂戴することができました。
重ねて御礼申し上げます。

2時間半という限られた時間ですので、充分に
お伝えしきれなかったことも多々あります。
今後、営業や実際の研修、このようなセミナー等を通じて
皆様のお役に立てるよう尽力してまいります。

同セミナーは、次回12月に開催いたします。
今回ご参加いただけなかったお客様は、是非ご参加
下さいますよう、お願い申し上げます。

マタニティマーク

街中でマタニティマークを鞄に付けている女性を多く見かけるようになった。

マタニティマークとは、
厚生労働省の「妊産婦にやさしい環境づくり」への取り組みの一環で、
外見では判断がつかない妊産婦に役立ててもらうために、
デザインを公募して決定したものだ。

最近では、東京メトロなどの駅で、
このマークがついたキーホルダーを配布しているようだ。
電車内でこのマークをつけている人には座席を譲りましょう、
とのポスターを見たことがある人もいらっしゃるだろう。

今日、私は隣で立っていた女性が、
マタニティマークをつけているのに、誰も席を譲らない状況を見かけた。

あまりマークが認知されていないのか、わかっていても譲らないのか…。
何も言えなかった私はどうなのか…。

情報を持っていない、情報を持っていても役立てられない。。
正しく生きるって本当に難しい。

検索キーワードベスト10

当ブログも投稿記事数が、間もなく300を数えます。
記事数が増えるに従って、
検索サイトから訪問してくださる方も増えてきています。

今日は、どんな検索キーワードで当ブログを訪問してくださる方が多いのか、
私の実感数(きちんと計測していないので)で、ベスト10をご紹介します。

まず、毎日といって良いほどヒットするキーワードは、
「雑談力」「キドニタテカケシ衣食住」など雑談に関連するキーワード。
雑談に悩んでいる方が、それほどに多いのでしょうか?

また、研修企業のブログらしい(と私が感じる)キーワードとしては、
ロープレ」「ハーズバーグ」「パレートの法則」といったあたり。
最近は「てんびんの唄」でも、多くヒットしているようです。

ユニゾンらしいキーワードでは、
美点凝視」もスマッシュヒットです。

意外なところでは、いずれも私が投稿した記事がヒットする
女性営業 スーツ」「キン肉マン」。結構いい仕事をしています。

そして、栄えある第一位は・・・
これまた私の記事、「仕事をする理由」です。
仕事をする理由、皆さん考えるのでしょうね。
私もいつも考えていますが、最近は、解は一つではないと感じています。

左脳偏重型リーダーシップの落とし穴

先月配信のメルマガ「ユニゾンTOPICS Vol.19」より、
「リーダーシップの“へそ”〜左脳偏重型リーダーシップの落とし穴〜」
を公開いたします。

メルマガ登録がお済みでない方は、こちらから登録下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・・・・・・・
一般に、左脳は論理的思考を、右脳は直観的思考をつかさどると言われている。
私は脳の専門家ではないので事の真偽は定かではないが、この説に則れば、
昨今の管理職は左脳型リーダーシップを発揮するタイプが多いようである。

管理職研修を担当していても、
論理的思考能力に問題がある管理職はほとんどいない。
むしろ、論理的思考能力が高すぎるのではないか?
と思われるほど優秀な管理職も多い。

そのような方に話を聞いてみると、
彼らが論理的思考を重視する理由をうかがい知ることができる。
代表的な話は以下のようなものである。

「若い部下は頭で理解しないと動いてくれない・・・」
「筋の通らない話は聞いてさえもらえない・・・」
「部下に理不尽な思いはさせたくない・・・」

そこには、理にかなった方向で部下を動かしたい・動かすべきであると考えて、
実践しようとしている管理職の姿が見受けられる。

今日日、ビジネスにおいて論理的思考能力は欠くことのできない能力である。
ところが、ことさらに論理的な納得感を得ようとするがゆえに、
かえって部下のモチベーションを下げてしまうリーダーがいる。

一言で言ってしまえば、
論理を重んじるがあまり、部下の感情を疎かに扱ってしまうリーダーである。

極端な例を引けば、
着任間もない、部下からすると名前しか知らないような管理職が、
会社の現状と自分たちの部署が置かれている立場、
今後やり遂げなければならない目標と、
その目標に到達するためのあるべきプロセスなどを、
それこそ理路整然と部下に説いたとしよう。

部下はグーの根も出ない。
お説ごもっとも、「ハイ、頑張ります!」と答えるしかないであろう。

しかし、部下の感情を推し量ってみるとどうだろう?
この管理職に対して、押しつけられ感や反発心は湧いてこないだろうか。
感情の繋がりが構築されていない人間関係において、
論理的思考に頼った説得は相手にとって、
納得感の押し売りと受け取られる危険性が高いのである。

リーダーの論理的思考能力の真価は、
部下がリーダーから、リーダーが部下から
「好感を持たれ・信頼され・期待され」
ていると相互に感じられる関係が構築されて、初めて発揮されるのである。

上司・部下の関係に限らず、
大半の人間関係において、感情は論理に勝るからである。

猪突猛進型読書

私は間違えて日本語を覚えていることがよくある。

「猪突猛進」を「緒突猛進(しょとつもうしん)」だと思っていたり、
「会社の沿革」を「会社の変革(へんかく)」だと思っていたり。

特にブログに文章を掲載するようになってから、間違いに
気付くことが多くなった。

ブログに掲載すると理論上では全世界に発信している文章なので、
間違えた日本語を使用する訳にはいかない。
そこで、最近のお友達はもっぱら、webサービスの辞書・辞典。

前述の言葉などを入力→検索→結果0件…。。
当たり前である、入力している言葉が間違えているのだから。
そこで、やっと勘違いして使っていたことに気付く。

読書が好きなので、決して活字に触れていないわけではない。
それでも間違いが多い。
似たような漢字や音を、思いこみで処理をしていた結果だと思う。

物語を読んでいると、ついつい先が気になり、一つ一つの言葉を
なおざりに取り扱い、読み進んでしまうことがある。
本当に読書を楽しむ為には、“猪”突猛進ではなく、それぞれの言葉を
“緒(いとぐち)”に言葉を大切に読むことも必要だと感じた。

どぶ板営業

“どぶ板営業”
若い営業マンは、聞いたことすらない言葉かもしれない。

飛び込み営業(マン)を指すこの言葉、
なんとも泥臭いイメージを連想させる響きを持っている。

“どぶ板”は、文字通りドブを覆う板のことなのだが、
なにゆえ、飛び込み営業を“どぶ板営業”と呼ぶのだろうか?

私が聞いた話では、
どぶ板を一枚一枚剥いでいくように一軒一軒営業に回るから、
その名前が付いたという「どぶ板剥がし説」と、

どぶ板を渡って路地から路地へ、まんべんなく売り歩くような営業だから、
という「どぶ板渡り説」がある。

いずれにしても、額に汗して靴をすり減らし、
地道に客先回りをする営業(マン)
を指す言葉として、
これほど的を射た表現はないかもしれない。

今のご時世、
「営業職募集!仕事内容:どぶ板営業」では応募する人もいなかろう。


されど、この言葉の響きを誇らしく、懐かしく感じる人がいるのも事実である。

シンプル日報対話

上司と部下との間で、
日報対話をしている職場はどれくらいあるのだろうか?

上司と部下が顔を合わせる機会が月に数えるほどしかない、
そんな職場も最近では珍しくないようだ。

そこで、
乏しいコミュニケーションを補うツールとしてお勧めしたいのが、
シンプルな日報を活用した上下間のコミュニケーションである。

“こんなに忙しいのに日報まで書かせるのかよ!”

などとは思わないでいただきたい。ここで重要なのは、
以下、三つの約束事に則った「シンプルな日報」を用いることである。

・報告するテーマは三つより多くてはならない。
・各テーマに関して報告するトピックは「一つだけ」とする。
・最低一つのテーマに、上司が返答しなければならないものを設定する。

例えば、最近当社に入社した“unison neo”には、

・今日学んだこと
・今日わからなかったこと(※上司が返答しなければならないテーマ)
・上司に言いたいこと(※上司が返答しなければならないテーマ)

を、直属上司にメールで送ってもらっている。

当社も上役が不在がちなので、上下のコミュニケーション不足は否めない。
それでも、この日報の存在が「親密感の醸成」に一役買っていると感じている。

この程度の日報が研修会社の日報か?と思われてしまうかもしれないが、
ご参考までに、ある日のやり取りを追記で公開する。

続きを読む

自分に120%

皆様、愚痴をこぼすことはあるだろうか?
私も仕事中や終わってから、愚痴ったり、ため息をつくことがある。

愚痴を言って、ストレス解消になればいいのだが、愚痴っている間に、
忘れていることまで思い出して、ムカムカ、イライラ…。
悪循環に陥ることが多い。

それだけならまだしも、周囲の人間のモチベーションまで壊すのが、
愚痴やため息の類のネガティブなアクションだ。
特に組織の中においては、ネガティブな力の影響力が非常に強い。

電車の中や飲み屋さんでのサラリーマンらしき方々の会話に耳をすましてみると、
他律要因(自分の力では変えられない要因)にまつわる愚痴が多い。

外部の利害関係の無い者からすると、そんな事を言ってもどうにも
ならないんだから、その状況でも自分ができることに必死になってみれば?
と、口を出したくなるような物も多い。

聞いている側は辟易とするが、自分が言っている時はなかなか気付かない。
これは意識して言わないように、気を付けるしかないと思う。

少なくとも、他人や組織、外的要因などについて愚痴る体力や時間が
有るのなら、自分の力だけで変えられるもの=自分の進化や変革に
全力を注ぎたいものだ。

向こう三軒両隣

先日、築地市場が豊洲に移転することをうけ、
テレビで豊洲の町を特集していた。

「向こう三軒両隣」
インタビューを受けていた長屋の奥様達が言っていた。
近年の都心では珍しい、“ご近所づきあい”のある町だ。

そんな豊洲も、都市開発のため長屋は取り壊され、
替わりに超高層ビルが建つ。

私が幼少の頃育った町は、ご近所の方々はほとんど
顔見知りで、挨拶が大変なほどであった。
今思えば、そういった環境だからこそ危険も少なく、
外で思い切り遊べたのだ。

豊洲の子どももまた、楽しそうに外で遊んでいた。

どんな町でも単に“ご近所づきあい”がなくなり、
互いに顔が見えなくなれば、子ども達だけでなく、
大人も安心して暮らせない町になってしまう。

しかし最近、企業活動を通じた、地域の防犯活動が
活発になっている。

防犯ステッカーを貼付して走っている営業車や
社員の朝夕のパトロールなど、見かける機会が多くなった。

古き良き“ご近所づきあい”が減少するのは、淋しいけれど、
今後増えるであろう、地域に根付く各企業による
“新しいご近所づきあい”は楽しみである。

言うは易く行うは難し

「言うは易く行うは難し」という言葉。
口で言うのは簡単だけれども、実践するのは難しいという意味の
言葉だと理解している。

しかし、この前段階に“思う”という段階が有る。
思ってもいないことは、言うことも、ましてや行うこともできない。

研修の中でお伝えすることに、周囲(上司や部下、同僚、関係区)に
宣言しましょうというものがある。
人は易きに流れやすい為、リーチをかけておきましょうということである。

リーチをかけることによって、自分に負荷をかけることになったり、
周囲に監視して貰ったりできる。

言うは易く行うは難し…言わずに“やり切る”ことはもっと難しい。
自分を律する為にも、周囲に開示することは重要である。
そうすれば、少なくとも自己の弱さの為に、志し半ばであきらめてしまう
ことは少なくなるだろう。

宣言する際には、「○○したい」よりも、「○○してみせます」と
言っていただきたい。
講師陣曰く、魚は「鱒」より「鯛」ですが、仕事は「○○したい(鯛)」
より「○○してみせます(鱒)」
ですから。

ブログタイトルの変更にお知恵を下さい!

当ブログのタイトルを変更しようと考えています。

今年二月、
unison1 単独での投稿スタイルを変更するのに伴い、
共作していく投稿者の頭文字を取って、
「ユニゾンYKKのブログ」といたしました。


以来、某社様に関する情報を探して当ブログを訪れる方もおり、
そのような方には、ご迷惑をおかけすることがあったかもしれません。

また今後は、新加入の“unison neo” も当ブログに参入する予定です。

これを機会に!と、新タイトルを考えているのですが、
“しっくり”とくるタイトルが思いうかびません。

唯一候補として残しているのは、
「ユニゾンのブログ“研修後記”」。

これも、スタッフからの評判はイマイチです。

そこで、読者の皆さまのお知恵を拝借いたしたく、
ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、
このブログに相応しいタイトル案を考えていただけないでしょうか。

当ブログのコメントでも、メールでも構いません。
良いアイデアがあれば、是非、お知らせ下さい!

会議三悪

合議を是とし、責任の所在を明確にしたがらない。
そんな日本企業の特色を揶揄した言葉に、
「会議三悪(かいぎさんあく)」というのがあります。

「会して議せず、議して決せず、決して行わず」。

すべての会議が物事を決する場とするならば、
会議三悪は多くの組織にはびこっているはずです。

しかし、会議イコール意思決定を下す場、とは限りません。

代表的なものが、大方の組織で行われているであろう、
関係者の情報共有や整合を目的とした会議。

すなわち、その大半が、
「関係者全員が“なんとなく”一つの方向に向いている」
という雰囲気を醸成するために実施される会議です。
実際、そのために多くの時間を費やしている組織は少なくありません。

そう言えば、会議三悪に、
もう一つの“悪”が付いた会議四悪なるものも存在します。

「行って責任取らず」。
そんなリーダーが会議の時間を増やしているのかもしれません。

今日は何の日?

昨日のブログの『本日“体育の日”に…』にという下りに
違和感を感じた方もいらっしゃったかもしれない。
体育の日が10月10日だったのは、1966年〜1999年の期間。
ハッピーマンデー制度により、2000年からは10月の第2月曜日が
体育の日になった。

ということで、10月10日は旧体育の日ということになる。
もちろん祝日では無くなったが、どういう訳か、10月10日は
記念日の設定の多い日付である。

“10 10”を横に倒すと眉と目の形に見えることから、「目の愛護デー」と
いうものや、“1010”が“セントウ”と読めることから、「銭湯の日」とも。
気になり、調べてみれば、“1010(トト→魚)”で「釣りの日」であるとか、
歴史上の出来事にちなんだ、「マグロの日」や「缶詰の日」などもある。

最近、知人から聞いた話では、10月10日は「萌えの日」にもなったらしい。
“十月十日”を組み替えると、“萌”になることからというのである。
なるほど、いろいろなことを考える方がいるものだ。

初めまして。松尾と申します。

c07478d2.jpg初めまして。
松尾裕美と申します。
本日、体育の日にユニゾンの
一員となりました。
unison2と共に営業ウーマンとして
がんばります。

余談ですが、最近よく“北陽”の
“あぶちゃん”に似ていると
言われます。
(女性二人組のお笑いコンビです。)



私はビジネス人として、まだまだ発展途上ですので、
仕事を通して、また皆様との出会いの中で、
日々成長したいと思っています。
何卒、宜しくお願い致します。

ひとつ、私について知っておいて頂きたいことがあります。

私が真剣になればなるほど、とても眠そうな表情に
見えると言うことです。
今朝も、unison1から「眠そうだけど大丈夫?」と、
つっこまれてしまいました。
もし私が眠そうに見えたら、『松尾、真剣だな』と
ご理解いただければ幸いです。

今後は私もこのブログに参加致します。
皆様からのコメントお待ちしております。

10月27日(金)に無料セミナーを開催します!

先週の日経ビジネスをご覧になっただろうか。

特集記事は「人材沈没」。
内容は、日本企業の人材に関する問題と課題を考察するというもの。

その中に、伊藤忠商事、ヤクルト、ダイキン工業、三井物産の例を挙げて、
『濃密な対話が成長の「原点」』と題した記事があった。

記事に掲載されていた企業はいずれも、
対話を重視した上司と部下の関係再構築に乗り出しているそうだ。

前置きが長くなってしまった。
私たちの、「MIP(Managerial Integration Process)研修」は、
まさに、管理職やリーダーの対話力向上を目的とした研修である。

この研修では、
受講者に部下との対話を想定したロールプレイングを実施いただく。
最近、そのロープレの様子を拝見していて気づくのは、
多くの管理職に、自身の「想い」が欠如していることである。

この「想い」とは、業績や業務に対するものではない。
部下やメンバーに対する「想い」なのである。これなくして、
部下の話をいくら傾聴しても、“画竜点睛を欠く”である。

では、どうすれば良いのか?
是非、当社の「MIP研修」を実施いただきたいのだが、

「味見をしてから検討したい」というお客様のために、
「MIP研修」のご紹介を兼ねた無料公開セミナーを開催します。


詳細は弊社ホームページにて → Click!

来週から

ユニゾンに新しい仲間が加わります。

難航していた中途営業マンの採用ですが、
採用担当スタッフの熱意と頑張りもあって、
とても良いご縁に恵まれました。

弊社では、この11月からの「MIP公開コース」を皮切りに、
順次、公開コースを増設していていく予定でいます。

公開コースへの参加を募る営業活動を足掛かりにして、
より多くの新規顧客を開拓していくことが、弊社営業部隊の
重要なミッションとなります。

「さすが、ユニゾンの営業マンは一騎当千の強者揃い!」
そのようにお客様から評価される営業集団となれるよう、
私たちも、一緒に成長していきたいと決意しています。

新しくユニゾンの顔となる彼女、
いずれ、このブログでもご紹介させていただきます。

凡人を非凡たらしめるもの

「凡人に非凡なことをさせるのが組織の目的である」

そのような主旨の言葉を述べたのは誰であったか?
ドラッカーだったかな?思い出すことができずに、
ネットの海に漕ぎ出してみたら、ある言葉に出会った。

「凡人とは、自分のできることをしないで、
 できもしないことをしようとする人である」

フランスの作家、ロマン・ロランの言葉だそうだ。

凡人を非凡な人たらしめるのは、
できることを着実に積み重ねていくこと。

このシンプルな言葉には、真実の重みを感じる。

そうなのだ。私のような凡人は、
日々の怠け心・逃げ心に打ち克つことこそ重要なのである。

ちなみに冒頭の言葉は、
イギリスの経済学者ベヴァレッジがその著作で述べており、
ドラッカーも同様のことを述べている。

ゴビ砂漠

よく聞いてみると真っ当な事を言っているのに、何故か自信がなさそう。
と言われることがある。
そういう時は決まって語尾に迷いながら話をしている記憶がある。
人前では緊張してしまって、普段よりも極端に語彙が少なくなってしまう。

安倍首相が就任会見で、「思います」を35回使っており、自信のなさの
現れ?などと報道されていた。
首相になるのも大変だなぁ…などと何気なく見たニュースであった。

しかし、自分の事や他の方が話をしている時に感じたことを照らし合わせて見ても
語尾が大切だというのは間違いないらしい。

スピーチなどの話し方では、断定型で話をすれば、説得力が増すと言われる
けれど、実践しようとするとこれがなかなか難しい。

ただ、緊張してしまっても“語尾”に用いる言葉を、それぞれの意味について、
数個づつ言いかえ表現で用意しておくと、非常にスムーズに話をしている印象を
与えることができる。
と百戦錬磨の講師が若かりし頃を振り返って教えてくれた。

言うは易く行うは難しだけれども、語尾砂漠を克服すべく、私も取り組んでみよう
と安倍首相の初心表明演説を見ながら思った。

やっぱり、仕事は

ここ一ヶ月で、転職を決断した複数の友人がいる。

二十代後半〜四十代半ばの彼らは、
歩んできたキャリアも異なるが、“転職は慎重に!”
などと忠告される必要はまるでない、いずれ劣らぬ猛者どもだ。

彼らが選んだのは、
憧れの大手企業へのリベンジ転職、畑違いの新興事業に夢を託した転職、
古巣企業への出戻り転職、次期社長への野望を秘めた転職など。
転職の形も実に様々である。

異なる選択をしながらも、
彼らに共通していることが二つある。

一つは、“仕事に対して貪欲である”ということ。
仕事に対して、己の満足を常に求めるという姿勢である。

そして、もう一つは、
彼らが実際の年齢よりも“若く見える”ということである。
これは、彼らが仕事を楽しもうとする姿勢に起因するのであろう、
と私はにらんでいる。

そんな彼らを眺めていると、やっぱり
仕事は人生の重要なファクターなのだ、
とあらためて実感するのである。

管理者向け研修『MIP』公開コース 11月〜お申し込み受付開始

管理職向け研修『MIP(Managerial Integration Process)』の公開コース
ご好評につき、定期開催が決定しました。

11月から毎月、まずは3月まで設定いたしました。
(多数のご参加者を検討される場合、コース増設も可能です。)

詳細は弊社ホームページにて → Click!

管理職向け研修『MIP』とは…

『部下にもっといい仕事をしてもらいたい!』
管理者やリーダーにとって、部下のレベルアップは最も重要な課題です。
部下が「これならできる!」という成功期待感を持って、自らより高い
目標にチャレンジするようになるにはどうすれば良いか?

この研修は、部下を“その気にさせる”7つの統合対話プロセス『MIP』
を体系的に習得し、ロールプレイングによって統合対話力を強化する
実践的プログラムです。

過去にご参加の受講者の声はこちら → Click!

◆開催概要◆
日 程:11月開催日程:2006年11月 7日(火)・ 8日(水)
     12月開催日程:2006年12月 6日(水)・ 7日(木)
      1月開催日程:2007年 1月16日(火)・17日(水)
      2月開催日程:2007年 2月 7日(水)・ 8日(木)
      3月開催日程:2007年 3月 6日(火)・ 7日(水)

時 間:各日程、両日9:30〜17:30(通い)

対象者:管理職候補者〜管理職
     ※他部門を動かす職務をご担当の方にも最適です。

定 員:10名程度(各日程) ※1社2名様以上のご参加が効果的です。

講 師:株式会社ユニゾン 上級コンサルタント

会 場:食糧会館 東京都千代田区麹町3-3-6 
     東京メトロ有楽町線:麹町駅1番出口より徒歩1分
     東京メトロ半蔵門線:半蔵門2番出口より徒歩5分 

参加費:2日間58,000円(税別)/お1人様(テキスト代含む)
     ※1社4名様以上同時申し込みの場合、お1人様50,000円(税別)
       とさせていただきます。
       ご参加日程が同一である必要はありません。

アカウンタビリティ

昨日の朝、
マンション設備の定期点検でやってきたサービスマンに辟易してしまった。

礼儀やマナーがなっていない、というわけではない。
とにかく説明が大好きなのである。

チャイムで起こされた私は下着姿のまま。かてて加えて、
生理現象をもよおしていたのを堪えつつ、お説を賜った。

「お風呂のリモコン操作のポイントは2つあります!」
「給湯器のエラーでこの番号とこの番号が出たらすぐ呼んでください!」
「床暖房のセンサーそばに炊飯器がありますね。
 炊飯器を利用されている際のご注意ポイントは3つあります!」・・・

さすがに専門家、よくご存じでいらっしゃる。
しかも、プレゼンテーターとしてはまずまずの語り口。
けれども私は膀胱が破裂しそうなのである。様子を察してくださいませ!

「他にわからないことはありますか?」とサービスマン氏。
ほーっ。やっと解放か、と思う間もなく、

サ氏:「そう言えば、換気扇はいつもまわしていますか?」とのご質問。

私  :「大体まわしていますけど・・・」
サ氏:「それではですね、これとこれに注意してください。
    これのお手入れは・・・(5分ほど演説)」

この後、「他には何かないですか?」と三回聞かれた。
その都度、「何もありません」と答えたのだが、
三度、プラスアルファのご説明をいただく羽目となった。

軟禁から解放されたのは約30分後。サービスマン氏は、
年間保守契約の案内まで済ませ、颯爽と去っていった。

このご時世、こと安全にかかわる商品を扱っていると、
説明責任を果たすことが極めて重要なのであろう。

もちろん、きちんとご説明いただきたいものではあるが、是非、
顧客への配慮、特に感情への配慮も怠りなきようしていただきたいものである。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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