ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2006年06月

乱読

ダ・ヴィンチ・コード全三巻
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13階段(高野和明著)
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グレイヴディッガー(高野和明著)
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気がついたら、この10日間ほど娯楽小説を乱読していました。
洋の東西も扱う時代も異なりますが、
いずれの作品も夢中になって読める作品でした。

このすべての本が、複数の友人から借りたりいただいたりしたもの。
やはり、友人が読んで楽しいと感じる本には「あたり」が多いようです。
しかし仕事が忙しいときほど、読書にのめり込んでしまうのはなぜでしょう?

現実逃避でしょうか・・・

大川わたり(山本一力著)
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恵比寿屋喜兵衛手控え(佐藤雅美著)
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リーダーシップの“へそ”「親密感」

皆さんは、ご自分の上司に親密感をもっているだろうか?

仕事は業績という組織の共通目標を達成する行為であるからして、
上司に対して人間的な親密感を持つ必要などない、とおっしゃる向きもあろう。
無論、上司と部下の関係は家族や友人、恋人との関係とは異なる。
お互いの責任を果たすことで成立する契約関係と換言してもいいかもしれない。
ドライに契約を履行しさえすれば問題は起きないはずである。

ところが、現実にはそう簡単に割り切れないのが両者の関係である。

企業の業績目標は常に右肩上がりに上がっていく。
上司は、常に部下に対してより高い目標に挑戦させる必要がある。
部下も、より高い目標をクリアしていかなければならないことを頭では理解している。
理解しているにもかかわらず、
負荷がかかることに抵抗感を持ってしまうのが素直な感情ではなかろうか。
そして、その抵抗感は直接の上司に向かっていくことが多い。

極論してしまえば、上司が自分の責任を果たそうとすればするほど部下に疎まれる。
上司とは、煙たがられることを引き受けたような因果な役回りなのである。

しかし最近の職場では、煙たがられない上司も相当数いるらしい。
「上司と部下がうわべだけの人間関係しか築かない。
 部下に遠慮をして踏み込んでいかない上司が見受けられる。」
管理職研修の企画段階で、このようなお話をお客様から伺う機会が増えている。

好意的に解釈すれば、
部下と目線を合わせ、部下の心情に配慮した言動を心がけているのかもしれない。
これは奨励されるべき姿勢ではあるが、
あくまでも業績目標を達成する至上命題に応えることを前提にすべきことである。

また昨今では、上司がプレイングマネージャーであることも多い。
上司も部下も多忙なことに加え、メールでのコミュニケーションが浸透したため、
一日の間、両者が面と向かって対話をする機会がほとんどない、
という職場もあるほどだ。

穿った見方をすれば、
多忙さにかこつけた上司が部下に煙たがられることを避けているとは言えないだろうか。

さて、ここで冒頭の質問である。
私たちは、上司と部下との関係の土壌となるのが親密感であると考えている。
ここで言う親密感とは、馴れ合いの関係がもたらす親密感ではない。
上司が部下に対して負荷をかけることができるホットな土壌のことである。
この土壌があって初めて、
部下が、好感を持たれている、期待されている、信頼されていると感じることができ、
この上司が言うのなら、やってみよう!、やるしかない!
と決意させることができるのである。

そして、親密感をはぐくむのに近道は存在しない。
一握りのカリスマ的な素養を持つリーダーでもない限り、
極めて地道な方法しかないのである。

言いにくいこと、たとえそれが些細なことで煙たがられることがわかっていても、
上司が勇気を持って部下と対話をすることである。

対話は全てのリーダーシップにおける最高の良薬なのである。

統合の7つのプロセス

ユニゾンTOPICS Vol.16(6/30配信予定)に掲載の
「温故知新:統合による経営の奨め 〜「なんでオレだけ…」症候群の治療法〜 」、
メルマガに記載できなかった「統合の7つのプロセス」をご紹介いたします。

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 統合という言葉が、
たんに「約束し合う」といった程度の意味で使われているケースも多い。
ひどい場合は、上からイヤとはいえない状況を作って下に押しつけて
「じゃ、統合したよ」とすることさえある。これらは統合のはきちがえである。

安易なやり方をするから、安易な(不満足な)結果しか得られない。
統合を「便利なノウハウ・テクニック」と考えるのは大間違いである。
必ず失敗し、最後には「統合なんてあまっちょろいことはいっていられない」と
逆戻りすることになるだろう。
「統合とは、経営の根幹となる哲学である」との認識をべ一スにする必要がある。

以上の認識を前提として、以下に概説する7つの統合を社内に浸透させていただきたい。


1.自己統合
「人を説得するには、まず己自身が感動し、
己自身を説得することから始めなければならない」という金言がある。
説得と統合とは同義ではないが、この金言の重要性は不変である。

自立した人間と自立した人間との真撃なぶつかり合いを通じて、
新たな価値を創造するのが真の統合である。
とすれば、統合を図ろうとする側に「筋金入りの主張」がなければならない。
しかもそれは、
統合のための「タタキ台」に過ぎないのだという柔軟さを併せ持つべきものなのである。

2.想いの統合
「想い」とは、将来への希望であり見通しのことである。
これが意欲やガンバリの源泉となる。
「甲子園に出たい」という想いが監督と球児たちで統合されているから、
辛く厳しい練習にも耐えられる。

経営者も従業員も、自分の人生の主人公である。
両者の人生の主要な舞台である会社、職場をどうしたいのか。
その舞台で自分たちはどんなドラマを織り成したいのか。
これらをじっくり語り合い、共有化するのが「想いの統合」である。
統合による経営が成功するか否かの分岐点がここにあるといってもよいだろう。

3.課題の統合
想い実現のためには道標としての一里塚目標が必要である。
それが来期目標や来月目標などに当る。まず部下自身が現在、
どのような一里塚目標を描いているのか、それをどんな戦略(方法諭)で
成し遂げようとしているのかを共感的に聴き出すことである。

批評や指示ではなく、質問やアドバイスによって部下の視野を広げさせ、
質の高い新たな努力が引き出されるような課題設定を図るのである。
出てきた課題は羅列するだけで終らせず、
重要性、緊急性、因果関係などを両者で検討し、
優先度を明確にして統合することである。

4.実践シナリオの統合
部下の経験や能力、意欲、あるいは課題の難易度によって、
課題の統合だけで充分というケースもある。と思ってしまいがちだから、
そこに落とし穴がある。「開けてビックリ玉手箱」が続発する原因である。

どんなに優秀な部下であっても、せめてラフプランの統合は必須である。
重要な課題であれば、きめ細かい実践シナリオ化は是非やるべきだ。
プロセス目標、行動目標、スケジュール、資源動員計画など、
細部を詰めることによって、障害の予測と対応策や新たな知恵が生み出される。
また、成功期待感も高まるのである。

5.期待の統合
経営者は、良い意味で「欲張り」でなければならない。
「うちはこんなもの」「かれらはあんなもの」と達観したら、衰退の一途をたどる。
潜在力を引き出すのが使命でもある。

普段の仕事ぶり、他者への関わり方、自己啓発への取組みなど、
部下の変化(成長)を促し続けることだ。その期待を率直にぶつけ、
逆に自分への期待も遠慮なく言ってもらう。理想論や建前論の統合はいらない。
真の統合は泥臭いものだ。腹の内をさらけだして「期待の統合」を図る必要がある。
部下を業績マシンと見たら、人間的な期待は出てこない。

6.目標の統合
マズローは「安全欲求は常に成長欲求に優先する」と指摘している。
失敗の危険がないものはチャレンジとはいわない。とすれば、
困難な目標であればあるほど、不安の源も大きくなり、決意へと至りにくくなる。
揺れ動く心理なのである。

「丁か半か」と決断を迫るのではなく、
不安の解消と勇気づけのヘルプを行うことが重要となる。
そして「向こう傷は勲章だ」といった姿勢で臨み、最終的な目標統合を図るのである。
その際、結果目標だけでなく、
プロセス目標や鍵となる実行項目をきちんと約束事にすることが大切である。

7.測定の統合
統合における盲点になってしまうのが「測定の統合」であろう。
目標統合ができればオートマチックに成果に結びつくものではない。
いざ実践に移したら思惑が外れたり、トラブルが発生したり、自已規制がくずれたり、
といった様々な阻害要因が発生する。
それらの悪影響を最小限にするための仕組みを事前に作っておくことである。

達成のヘルプという意味での中間チェック(時期や方法など)を予め統合する。
経営の読みを確かにする意味でも重要であるし、
部下の「やらされ意識」を防ぐことにもつながる。


以上の『7つの統合』は、
現場での統合がうまくいかない理由の裏返しでもあることにお気づきだと思う。
すべてがまずいのではなく、どこかが欠落してしまっているのである。
弱点となっている要因を重点的に改善すれば、その効果は目に見えるものとなるだろう。

マネージャー研修公開コースのご案内

マネージャー研修について、お客様より公開コースの設定の
ご要望をいただいておりましたので、ご用意しました。

ユニゾンのマネージャー研修は、特に
『マネージャー自身の機能開発を目的とした
 MFD 〜Managerial Function Development〜』 と
『部下を育てる力を身につけることを目的とした
 MIP 〜Managerial Integration Process〜
この2プログラムへ大変ご好評をいただいております。

今回はMIPを公開コースとして設定させていただきました。

MIPとは…
7つのプロセスによる“統合対話力”の体得を核とし、
・管理者としての“想い”を伝え
・部下の“成長課題”を発見、共有し
・成功期待感を抱ける“行動計画”を立て
・節目での対話により“上りの流れ”を作る

研修プログラムです。

MIP公開コースについて、詳しくはこちらをご覧下さい。

機械的なサービス業

あるフランチャイズの飲食店で、暇そうな店員さんに
「すみません。このお皿下げてもらえますか?」
と空いた食器類を指して言った。
するとその定員さんは、
「最後にまとめて片付けるので、置いておいてください。」
という一言を残して、厨房の中に消えてしまった。

また違う店で、空調が直接あたり、寒かったため、
席を移動させて欲しいとお願いしたところ、
「ご注文がお席に登録されており、料理が運べなくなるので
移動はできません。」と言われてしまった。

なぜこのようなことがサービス業でおこるのだろうか。
特に個人経営の店以外でおこることが多い。

それは、「サービス」「顧客満足」「心配り」などの言葉を使って行動規範などを
作ったことで、理念を持って教育できているような錯覚に陥いた場合に
起こりやすい失敗ではなかろうか?

上記のような漠然とした言葉は人によって定義が異なり、
定義をした上で使用しない限り、受け取り方は人によって違ってしまう。
逆により具体的なオペレーションの方が優先され、先述した
機械のようなサービスしか受けられない事態に陥ってしまう。

その組織の理念などは、その言葉の一つ一つが何を意味するのか、
具体的に理解するまで伝えてこそ活きてくるのである。

言葉は概念である。
言葉の意味を伝えるということは、概念を共有するということである。

奇跡はめったに起こらない

W杯一次リーグ突破に最後の望みを賭けたブラジル戦。
奇跡は起こりませんでした。

叶わないと思われる望みに相対したときに、
「奇跡が起こってくれ」と願ったことがあるのは、
私だけではないと思います。

私が駆け出しの営業マンだった頃は、
それこそ頻繁に奇跡が起こることを願っていました。

顔面が蒼白になるような突然の顧客クレーム、
受注間違いなしと確信していた見込みの“まさか”の失注、
当月の予算達成が到底見込めない、
そう諦めざるを得ない状況の月初を迎えたとき・・・。

奇跡と呼ぶのは大げさに過ぎるかもしれません。
しかし、自分が望む結果にならないとわかっていても
「こうなって欲しい」と願うのは自然な感情だと思います。

しかし、めったに起こらないからこその奇跡。
そのことを理解するのに、それほどの時間はかかりませんでした。
やはり、「日々」、「一つ一つ」の仕事に対して愚直に取り組む。
それしかなかったのです。

人事を尽くして天命を待つ。
そのような人や集団に起こるのが奇跡なのでしょう。

いたりわ

unison1と一緒に共通の友人のお誕生日祝いの為、会社近くの居酒屋へ。

いたりわ看板
行ったお店は 「町家ダイニング いたりわ。」
その名のとおり、至極庶民的な和風イタリアン。
(もしくはイタリア風和食とでもいうのか?)

誕生日なのに、相変わらずの庶民派です。

いたりわパスタ揚げ
枝のようなこれは、このお店のつきだし。
パスタを揚げて塩で味付けをしてある、
おやつのような一品。ポリポリと食べ出したら、
やめられない止まらない。

余談ですが、韓国はつきだしが無料の上、
それだけでお腹がいっぱいになるくらいに
出てくるらしいですね。

両サイドの料理は、日々の野菜不足を補うべく
頼んだ、“青菜の煮浸し”と
“カンパチのカルパッチョ”です。


お誕生日なのにケーキもありませんでしたが、
楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみに私がプレゼントしたのは、“ガジュマルの鉢植え”です。
さっそく『じゃじゃ丸』と命名してもらいました。

新人研修からやり直し!

電話応対にびっくりさせられることある。

名刺に記載された番号へかけたというのに、電話を受けた方に
「直通の電話番号を伝えますので、今後はこちらにかけないで下さい。」や、
「不在だと思いますが、違う部署ですので、分かりかねます。」
などと、耳を疑うような返答が帰ってきたことがある。

企業活動を営む上で、あまりにも恥ずかしい対応だと
ご本人も周りも気づかないのであろうか?

ヤン・カールソン氏の言うところの“真実の瞬間”を、声だけで
勝負をしなければならない電話対応は、いくら気を配っても
配りすぎることはないと考えるのが普通だろう。

例え顧客という立場の人間に対してではなくとも、
前述のような電話対応をする社員が一人でもいる組織は、
CSを得ることなど夢のまた夢だと言い切るのは、
あまりに軽率だろうか?

パワーポイント

ビジネスの世界においてパワーポイントを利用することは、
すっかり定着したように見受けられます。

プレゼンテーションの場での利用は言うに及ばず、
営業マンが持ち歩く販売ツールや提案書、社内の企画書や会議資料などの
多くをパワーポイントで作っているという組織も珍しくないようです。

このツールが、
これほどまでにビジネスの場に浸透したのは、ひとえに、
見場の良い資料が(過去と比較して)簡単に作成できる、
という大きな要因があると思われます。

他者に何かを伝えるためのプレゼンや資料という意味において、
よりわかりやすく、より伝わりやすいデータや資料が作れるようになったのは
喜ばしいことと言えるでしょう。

けれども困ったことに、
このツールを使って見場の良い“完璧な”資料を作ろうとすると、
結構な時間を要してしまうのです。

やれ色が気に入らない、オートシェイプの形がしっくりこない、
この部分のフォントを変えようか、ここにはクリップアートがあった方が・・・
時間をかけようと思えばいくらでもかけられるほどです。

ビジネスの現場でも、一体どれだけの時間をかけたのだろう?
と思われるほどの力作(?)に出会うことがあります。

そのようなとき私は、ひょっとするとパワーポイントには、
“几帳面な日本人の性質”に目を付けた陰謀が隠されているのではないか?
と思ってしまいます。

マイクロソフト社と結託した米国が、
日本のホワイトカラーの生産性を落とそうとしているのではないか?、あるいは、
綺麗な書面が揃わないと意志決定ができない経営者を育てようとしているのではないか?。
そのような悪巧みの存在を疑ってしまうのです。

私は今、パワーポイントと格闘しています。
八つ当たりでしょうか?

米原万里さんの本

5bf9effa.jpg初めて読んだ
ロシアは今日も荒れ模様」。

中でも、エリツィン元大統領が訪日した際の
酔いどれっぷりの描写は秀逸でした。

馴染みが薄い“かの国”に親しみを感じること請け合い。
私は、米国流の価値観にすっかり飼い慣らされて(?)
しまっている自分に気づきました。

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二冊目は米原さんの代表作の一つ「魔女の1ダース」。

真面目に紹介すれば・・・
〜正義と常識に冷や水を浴びせる13章〜と副題にある通り、
我々が持っている価値観は恐ろしく一面的なものある、
そのことを様々なケーススタディ(?)によって、
浮かび上がらせてくれます。


他方、本音で紹介すれば・・・シモネタが面白すぎます。
以前ご紹介した「ヤキ×××」もこの本に紹介されていました。

両書とも「軽妙洒脱」と表現するよりは「抱腹絶倒」に近い。
「ロシアは・・・」のエリツィンのくだりも、「魔女の・・・」のシモネタも、
通勤途中に読むべきものではありません。

不覚にも、私は何度か電車内で吹き出してしまい、
周囲から怪しみの目で見られてしまいました。

特に、元気が出ない時にお薦めの二冊です。

やっと手に取った「ダ・ヴィンチ・コード」を読了次第、
他の作品も読んでみようと思っています。

公開セミナー「部下をその気にさせるリーダーシップ」開催しました!

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本日、約半年ぶりの公開セミナー
「部下をそのきにさせるリーダーシップ〜傾聴だけでは部下は動かない〜」
を開催しました。

午前中はあいにくの空模様で、
皆様に予定通りお越しいただけるかどうかヒヤヒヤしましたが、
セミナー開催時間には雨も上がり、私の心配も杞憂に終わりました。

定員の30名を超えるお客様にご来場いただき、
講師を務めた弊社会長も熱のこもった講演をさせていただきました。
ご来場下さった皆様にあらためて御礼を申し上げます。

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 今回のセミナーでは私も、
 司会進行と研修プログラムのご紹介で
 壇上に立ちました。

 緊張していたことに加えて、
 研修プログラムのご紹介では
 時間がおしていたこともあり、
 お伝えしたい内容が十分に
 お話できませんした。


セミナー自体は二時間少々の限られた時間でしたので、
ご紹介できなかったことも多くあります。
本日ご来場下さったお客様には、
あらためてご紹介の機会をいただけるよう営業活動を頑張ります。

また、今回のような公開セミナーを今後も企画して参ります。
是非、ご期待下さい。

キン肉マン

コメント受付を一時停止していましたが、
英語スパム以外のコメント受付を再開いたしました。
(半角英数字以外の名前での受付が可能です)

というのも、以下、是非皆さんのご意見を伺いたく・・・

キン肉マン。誰しも一度は見たことがあると思う、
おでこに“肉”の彼。

古い友人から、いきなり「キン肉マンのように、
おでこに一文字漢字を付けるとしたら、何にする?」
と問いかけがあった。

う〜ん。くだらないと思いきや、鋭い質問だ。
自分で選んだ漢字一字を、おでこに付けて生活するとなると…。
重大な問題。悩む。

意志の開示、目標、価値観、生き方…自身そのもの。
そんな、一文字の漢字。

私なら『陽』とか『朗』かなぁ。苦しい時こそ、そうありたい。
友人は『晴』だと、言っていた。

皆さん、どんな漢字を選びますか?

コメント受付を一時停止します。

週末からこのブログに対して、大量のコメントスパム攻撃を受けている為、
コメントの受け付けを一時停止いたします。
日頃、コメントを書き込んでいただいている方々や、コメントを
書こうかと考えてくださった方々、大変申し訳ありません。

e-Mailアドレスに向けて、営利目的や妨害活動、悪質な嫌がらせなどを
目的として、大量にメール配信をすることをスパムメールと呼び、
ブログを対象としたものをコメントスパムと呼ぶそうです。

世界的インフラであるインターネットを利用し、他者へ向けて
目的はどうあれ、攻撃となるようなこれらの行為は、テロ活動と
言っても過言ではありません。

ちなみにスパムとは、あの缶詰の“SPAM”(Hormel Food社)から
命名されたことは有名な話。
モンティ・パイソンのコントに由来しているとか、米軍での兵士の食事が
日々、SPAMであったことに由来しているなど、諸説あります。

webの世界ではWikipediaの様な、性善説に基づいて思想された産物も
あれば、スパムの様な、性悪説を信じざるを得ない副産物も。
物事は常に、光と影、裏と表が伴うと言ってしまえばそれまでですが、
悲しいことです。

日本vsオーストラリア

昨夜は早めに帰宅し、TVの前でスタンバイ!という方も多かっただろう。
または、パブリックビューイングやスポーツバーなどで、
仲間と一緒に観戦という方も少なからずいたのではなかろうか。

私もそんなにサッカー好きと言うわけではないけれど、
せめて日本戦くらいは、と自宅で観戦。

サッカーのことはよく分からない私ですら、開始早々から、
“あれ?押されている?”などと思い、解説に耳を傾けてみるが、
感想の様相を呈する解説者の発言に、状況を解せず。

そんな“感想”へ“つっこみ”をいれている間に、
逆転され更に得点を許し1対3で日本の負け。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、予想以上の感動
を貰ったけれど、昨夜の日本対オーストラリア戦は予想以上の失望。

戦略に戦術、人選、ビジョン、環境、仕組み、流れ等々。
チームスポーツというのは、企業活動と酷似しているなと再認識。

さて今後の、ジーコ・ジャパンの経営はいかに?

NIMBY(ニムビー)

週末、在日米軍基地に関するNHKの討論番組を見ました。

米軍の再編、基地移転でメディアを賑わせているこの問題。
対岸の火事とまでは言わないまでも、
どこか他人事のように捉えていた自分を恥ずかしく思いました。

米軍駐留のためにこの国が支払っている莫大なお金、
基地周辺住民が被っている騒音や犯罪の被害、
校庭で遊ぶ子どもたちの頭上を超低空で飛行する戦闘機。

この国が戦争に負けて占領されていたという事実、
ひょっとすると、今なお占領されているのではないか?
と見紛うほどの現実です。

印象的だったのは、
番組に出演していた基地を抱える沖縄の方の発言。
「本土防衛のために公平な負担を求めると言うのであれば、
 東京にこそ基地を移転すべきでしょ!」

理屈としても心情的にもその通りです。

けれどももし、我が町に基地がやってきて、
自分の財産や権利が脅かされる危険があるとしたら・・・

“Not In My Back Yard”(ウチの裏庭にはごめんだよ)

そう誰しもが思うであろう、とても難しい問題です。

目は口ほどに・・・

みなさんが他人と話すとき、相手のどこを見ているでしょう?
もちろん、目を見て話すという方が圧倒的に多いと思います。

相手がビジネスのお客様であればなおのこと、
“あなたの話に心から耳を傾けています”という姿勢を示すには、
やはり相手の目を見て会話をするのがスタンダードです。

しかし、そのようなビジネスの現場でも、相手に目を合わせない、
目を合わせることができない人を見かけることがあります。

このような人たちには、社会不安障害(SAD)などの病気でもない限り、
目を合わせる行為の大切さを、しっかりと認識してほしいものです。

逆に、目を合わせない行為にもその意味と効果があります。

最近インド出張から帰ってきた友人によれば、
観光地で現地の物売りには絶対目を合わせてはならない!
そうガイドに念押しされたとのことでした。

目を合わせたら最後、
彼らは“この日本人は買ってくれる”と判断して、土産物を両手に掲げ、
こちらが何度断ろうが執拗につきまとってくるのだそうです。

私たちも、その人とお近づきになりたくない場合や、
その人の提案や誘いを拒絶したい意志がある場合には、
相手に目を合わせないようにすることが多いのではないでしょうか。

目を合わせる(合わせない)行為には、万国共通の理があるようです。

先週読んだ米原万里さんの本にも、多くの日本人が握手をする際に
こちらの目をまるで見ない、あるいは、一瞥しただけで目をそらすことに
ひどく憤慨しているロシア要人の話が紹介されていました。

世界的に見ると日本人は、目を合わせない行為は得意だけれども
目を合わせる行為は不得手なのかもしれません。

ビジネスの世界に再び目を転じると・・・

「部下と目線を合わせて対話をしましょう!」
「お客様の目線で提案しましょう!」

このようなことは、どんな組織でも常識的に言われていることでしょう。

ところが、その「目線」の意味に
“物理的に目を合わせる行為”が含まれているかどうか?
疑わしい人や組織が存在するのも事実です。

物理的に目を合わせないことは、相手に対して無礼であるばかりでなく、
ビジネスにおいては、強力な武器を用いないことを意味しています。

もったいないので、もっと目に語らせむべし。

大切な自分

私は通勤時間帯の電車に乗り込もうとしていました。

ドアが開きかけた時、後ろからスッと手が伸びてきて、
私を含めた何人かが押しのけられてしまいました。

降車する人などお構いなし、
彼は唯一の空席をめがけ一目散に駆け込みました。

座席を確保した彼には、悪びれる様子など微塵もありません。
脚を前に放り出し、おもむろに参考書を取り出しました。
高校は試験期間に入っているのでしょうか、
彼は一心不乱に参考書に見入っていました。

ところが、彼などはまだまだ可愛いレベルのようです。

電車内で冷やし中華にタレをかけて食べている女性がいた。
まわりにタレが飛ばないかとヒヤヒヤした。
というコラムが読売新聞に掲載されていたそうです。

ここまでくると、自分のことしか考えられないわがままな人
という解釈では釈然としません。
そのような御仁には、まるで他人が見えていないのでしょう。

かような手合いとは、関わり合いにはなりたくないものです。

『医龍〜Team Medical Dragon〜』

昨日に引き続き現在放送中のドラマについて。

『医龍〜Team Medical Dragon〜』
ビックコミックスペリオール(小学館刊)連載の漫画をドラマ化したもの。
大学病院という舞台で、天才外科医の朝田龍太郎(坂口憲二)を中心に話が進む。

あらすじはさておき、ある発言に興味をもった。
その発言とは、
朝田が執刀する手術を見学していたERの鬼頭教授(夏木マリ)が発した一言で、
「手術のチームはかけ算」というものだ。

手術のチーム…執刀医、麻酔医、臨床工学士等々、
チームメンバーに一人でも“ゼロ”が入ると、チームの力はゼロになる。
患者は助からない。

経営者の能力に関しても同じようなことが言えるのではなかろうか。
以前、unison1が紹介した書籍『経営者になる経営者を育てる』
書かれていたことだ。
経営者に必要な能力は各種あるが、その中に一つでも“ゼロ”があると、
他の能力がどれだけ高くても力を発揮することはできない。
機能に強弱はあっても、どれ一つとして“ゼロ”ではならない。

前述の鬼頭教授の言葉を「経営者の能力はかけ算」と読み替えれば、
経営者に求められる能力とは、極めて複合的な能力なのかもしれない。

アテンションプリーズ

現在、フジテレビで放送されているドラマ“アテンションプリーズ”。
新卒で入社したキャビンアテンダントの訓練生、美咲洋子(上戸彩)が、
訓練の中で、教官や同期の仲間との人間関係を通じ、人間として成長していく。

新入社員として入社するのは、人生で一度きり。
その時の直属の上司は、その新入社員の人生を左右する影響力を持つという。
責任は重大だ。

今年、新入社員として入社した方々も、多くの企業では研修が終わり、
実際に配属され始める時期。
受け入れる側も、チームが活気づく喜びとは別に、
多大な責任を感じておられることであろう。

新人を受け入れるのが初めてのマネージャーの方であれば、なおさらである。
ただ、難しく考えずに人間同士として、まずはマネージャーから“想い”を
伝えてみてはいかがだろう?
いくら年齢が離れて、最近の若者は…なんて言われていても、
相手は宇宙人ではないのだから。

ドラマを見ながら、私自身の新入社員時代を思い出してみた。
上司との距離感がつかめず、とまどいを感じた記憶がある。
迷惑をかけてはいけない、時間をとらせてはいけない、
でも良い関係を築きたい…などなど、
今考えると、とまどいを感じていたのは上司も同じだったかもしれない。

ドラマの中でも上司である三神教官(真矢みき)が、
口には出すことをせず、美咲洋子に自分で気づいてもらおうと心を砕いていた。

ただ、実際にはなかなかドラマの様にはいかないので、やはり
Face to Faceで、言葉に出してコミュニケーションをとることが必要であろう。
特に成長を実感できるような、コミュニケーションがとれれば、
おのずと人間同士の信頼関係が構築できるはずである。

しかし、上戸彩が部下だったら、かわいくて緊張しちゃうなぁ。
なんて、あり得ない心配でした。

てんびんの唄

顧客第一なのか、顧客中心なのか、
顧客へ貢献する意識があれば言葉は問題ではないのでは?
先日、そんな内容で記事を投稿しました。今回はその続きです。

顧客へ貢献する意識に関していつも思い出すこと。

それは、私が社会人になったばかりの頃、
新入社員研修で見た「てんびんの唄」というビデオ教材です。

内容を簡単に紹介すると・・・
(随分と前に見たものなので内容は正確でないかもしれません)

家業を営む父親が、学校を卒業したばかりの息子(主人公)に、
ありふれた「鍋ぶた」の行商を命じます。

息子はいやいや行商に出るようになります。しかも売り物は、
ごくありふれた、およそ商品価値の乏しい「鍋ぶた」です。
主人公は、来る日も来る日も足を棒にして売り歩きますが、
まったく売れません。

「こんなものは売れるはずがない!
 どうして父さんは僕にこんなことをさせるのか!」
 
腐って諦めかけたときに、賢い息子は気づくのです。

“売らんかな、の意識では売れるはずがない!”

そして、息子は鍋ぶたの行商とはおよそ関わりのない、
けれども他人様の役に立つことを考えて実行していきます。
そして、まるで売れなかった鍋ぶたも・・・。

と、かなりベタな内容です。

しかし、この「てんびんの唄」は
ビジネスの本質を端的に表現しているのだと思います。

他人様が喜んでくれることをすれば、結果的にそれが商売となる。
そして、他人の喜びを、素直に嬉しいと感じることのできる人が、
真のビジネスマンなのでしょう。

軽妙洒脱

ライブドアブログの障害で丸一日以上更新できませんでした。
やっと復旧したようです。昨日掲載予定の記事をアップします。

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ロシア語通訳者で作家の米原万里さんが先日亡くなりました。

このところ、新聞に目を通すことが出来ていなかったので、
今日そのことを知りました。

魔女の1ダース」、「ロシアは今日も荒れ模様」、
嘘つきアーニャの真っ赤な真実」など、

「面白いから読んでみなよ」
と恩師に薦められていたにもかかわらず、一冊も読めていません。

その恩師から聞かされる彼女の作品には、
思わずニヤリとしてしまう大人のユーモアが溢れていました。
中でも、「ヤキ×××」というロシアの地名にまつわるエピソードは、
下品だけれどもオヤジ心をくすぐるインパクトのある話でした。

また読書通の恩師が、彼女の作品を評して“軽妙洒脱”と表現していたことが
強く印象に残っています。

クラウゼヴィッツ以降、魅力的な本との出会いがないこともあって、
無性に読んでみたくなりました。
というわけで早速、上記三冊はアマゾンに発注しました。

米原万里さん、56歳の若さでのご逝去だそうです。とても残念です。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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