ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2006年03月

期末

今日は日本の多くの企業が期末を迎える日。

ビジネス人生の大半を営業マンとして過ごしてきた私にとって、
ビジネスの大晦日とも言える特別な一日です。

振り返ってみれば、
時間切れ寸前まで、何とか売上が立つよう納品を急いだり、
ダメ元を覚悟して“押し込み”受注を何とか獲得できないか、と
お得意様に頭を下げ続けた年もありました。

晴れて営業予算を達成できればこの上ない充実感を、
不本意な成績に終われば、「あの時もう少し頑張れば・・・」
と悔恨の情を抱いたものです。

しかし、いずれの場合でも共通しているのは、
積み上げた数字が御破算になってしまうという現実。
多かれ少なかれ、営業という仕事のむなしさ、
やりきれなさを感じる一日でもありました。

来るべき新年度に向けて、私が拠り所としていたのは、
「今年一年の経験は無駄ではないはずだ」と信じることでした。

また、いつの頃からか、一年の自分の仕事ぶりを棚卸しして、
クリアすべき目標が設定出来るのも期末という節目があるからこそ、
と思えるようにもなりました。

“今年も達成するぞ!”なのか
“今年こそ達成するぞ!”なのか。

さぁ、また「0」からのスタートが始まります。
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道歌に学ぶ「生き方」

ユニゾンTOPICS Vol.13(4/3配信予定です)掲載記事
「温故知新:道歌に学ぶ『生き方』」の続き(メルマガ未掲載箇所)を
ご紹介いたします。

ちなみに、道歌とは「仏教・心学などの教えをわかりやすく詠み込んだ和歌」
(明鏡国語辞典)のこと。
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道歌では、

●手を打てば鯉は餌と聞き鳥は逃げ
         女中は茶と聞く猿沢池
とさらりと詠みあげるのである。
世の中そんなにいいことばかりはないよ、苦労を覚悟で生きていかなければ、
なんて言うと随分お説教になってしまうが、

●一生は旅の山路と思うべし
         平地すこし峠たくさん
で充分である。
なぜ苦労が絶えないのか。それは世の中が間違っているから、と言ってみても、
解決の糸口にはならない。

●まっすぐにゆけば迷わぬ人の道
         横すじかいにゆきて尋ねぬる
まともなことを、まともにやっていれば迷いも悩みも出てはこないが、
人間はなかなかそうはいかない。なぜかと言えば、人間には欲があるから。

●欲深き人の心と降る雪は
         積もるにつけて道を忘るる
●恐るべし欲の焔の激しくて
         我身も家も人も焼くなり
ということになりかねない。欲求は、やる気のエネルギーである。
悪いことでは決してない。ただ、あまりに欲深いのは困りますよ、ということだろう。
しかし凡人とて、その程度のことはわかってはいる。ただちょっと弱いだけである。
            
●世の中は色と酒とが敵(かたき)なり
  どふぞ敵にめぐりあいたい
わかってはいるが、やっぱり「〜したい」。
うまくやっている奴だっているではないか。

●何時の世も世間知らずの義理知らず
         情け知らずが金持ちとなる
身近にこのようなケースを見ると、
やっぱり世の中不条理な奴がいい思いをするものだ、ということにもなりかねない。
そこで、まっとうなものの見方や考え方ができるような教育が必要となるわけであろう。

●朝夕に手足も顔も洗うなら
         心の垢もすすぐべきなり    
これは100%正しい忠告である。従って、そう簡単にできるわけがない。
まずは学び、鍛錬することが肝心である。
そのためには、知ったかぶりをしないことである。

●知らぬ道 知った顔して迷うより
         聞いていくのが真の近道
このためには謙虚さ、素直さがなくてはならない。
習う場合は次のような歌も参考になる。

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unison3の元気本

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 今日は私の元気の素(元気本)を紹介します。
 タイトルは「自分を磨く方法

 初めて新聞広告で見つけた時は、「成長の黄金律!」というサブタイトル
 とも相まって「随分とベタなタイトルだな」という印象でした。

 しばらくはこの本の存在すら忘れていたある日、
 ふと立ち寄った書店に平積みされていたこの本と出会いました。

正味100ページ程のボリュームに「自分を磨く」ための
50のメッセージが綴られています。

1つ1つのメッセージはこれといって目新しいものではありません。
ただ、引用している偉人の言葉や場面の想定がわかりやすかったのか、
私の場合、自然と体内に吸収されました。

特に印象的だったメッセージを2つ紹介します。

「ほんの少しの努力で成し遂げられることばかりしてきたなら、
 あなたは今以上に成長することはないだろう」

「勇気とは、恐怖心を抱いていないことではなく、
 恐怖心を抱いていても行動する度胸があることだ」

当然ながら、全てがメッセージのとおりにできる訳ではありません。
できないからこそ「そうありたい」と思う気持ちが
私を元気にさせてくれるのだと思います。

制服orスーツ

今の時代、社員に制服を着用させている会社はどのくらいあるでしょうか?
窓口となるような仕事や飲食業、作業服が必要な仕事などは
制服が多いかと思います。

かつてのOLさんと呼ばれる女性は、制服を着ているイメージが
ありますが、昨今の仕事をする女性にはそれがありません

私が営業になった理由には、
「かっこよくスーツを着て、颯爽と歩るくキャリアウーマン」
に憧れていたということがあります。
(もちろんそれだけではないですが。)

私がなぜそこに憧れをいただいたかというと、できる女のイメージを
“制服を着たOLさん”に持っていなかったからだと思います。

今日、伺った会社の女性は制服を着て働いてらっしゃいました。
もちろん、しっかりと仕事をこなす、優秀な方だとお見受けしました。

第一印象は、相手の方への導入部分として非常に重要です。
服装も第一印象の大きなウエイトを占めます。
そういった点では、非常に重要なポジションの人間には、
スタイリストがつくというのも納得です。

同様に服装や持ち物、シチュエーションによって、相手に持つ印象を
見誤ってしまうこともあります。

自己の過去の経験や思いこみ、偏見…
学生時代の私は、「仕事ができる女性=制服を着ていない」という誤った
イメージを持っていたのでしょう。
外見ではなく、その人自身を見ることをおろそかにしてしまっていたのです。

服装などで“斯く有りたい”という自己を演出するのは必要です。
ただ、見た目に惑わされ、見るべき相手の美点を見落とすのは悲しいことです。
また、何を着ても、何をしても、本来の私がにじみ出るような、
素敵な大人の女性になりたいと思います。

新入社員時代を振り返って

(unison3)

先週土曜日の「NIKKEIプラス1」何でもランキングに、若手の先輩社員
から「新入社員に言いたいこと」のランキングが掲載されていた。

それによると、第1位の「わからなかったり悩んだりしたら相談を」を筆頭に
第3位と第4位もいわゆる「ホウ・レン・ソウ」絡みの内容だった。

いつの時代も新入社員が直面する課題は同じだな〜、などと考えているうちに
ふと、私の新入社員時代、十数年前のある場面を思い出した。

忘れもしない私の社会人生活における初めての失敗。
詳細は割愛するとして、やはり「ホウ・レン・ソウ」の欠如が原因だった。

その時の上司の言葉を今でもはっきりと覚えている。
「仕事は1人でするものではない。俺はそんなに信頼できないか!」

「ホウ・レン・ソウ」は相互信頼の証である。
叱られたことよりも、尊敬する上司にそのようなことを言わせてしまった自分
自身が情けなくて悔し涙を流したっけ・・・。

仕事柄、この時期になると多くの新入社員の方々と時間を共有する。
彼らに自分自身を重ねながら「初心」を振り返った1日だった。

率先垂範は最大の説得力を持つ

「率先垂範(そっせんすいはん)」。

研修業界においては必須用語と言っても過言ではありません。
特に、管理者を対象とした研修では必ず取り上げられます。

大辞泉によれば「先頭に立って模範を示すこと」の意で、
研修では主に、リーダーシップを形成する重要な要素の一つ
−管理者たるもの率先して範(手本)を示さなければ部下はついてこない−
として紹介されています。

ところが、この「率先垂範」。
言うは易く行うは難し、の代表例とも言える代物で
なかなか実践できることではありません。
むしろ、「寝ていて人を起こすな」というような管理者が少なくない、
というのが現実の企業組織ではないでしょうか。

私は、RSSリーダーで“リーダーシップ”に関連するブログを
収集しているのですが、ここ数日の記事を読んでみると、
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表チームにおける
イチロー選手のリーダーシップが話題になっています。

私の情報ソースは報道のみであるものの、
イチロー選手のリーダーシップは「率先垂範」を実践することによって、
一層の説得力をもってメンバーに浸透したように思われます。

イチロー選手は大事な場面で結果を出す(これが出来きてしまうのが素晴らしい)
のみならず、試合前に一番早く球場入りをして練習を始めるのだそうです。
うがった見方をすれば、これほど嫌なリーダーはいません。

もちろん、チームとして成果を上げるためのリーダーの役割は
「率先垂範」だけではありません。
同じ釜の飯を食う仲間としての一体感をつくる働きかけや、
確固たる意志を持ちメンバーと共有する働きかけを行うことも、
大切な役割です。

しかし、その中でも「率先垂範」は最大の説得力を持つということを、
身をもって実証したのが今回のイチロー選手ではないでしょうか。
(unison1)

ユニゾンのYKK

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久しぶりに、YKKで飲みに出かけました。

来期に向けて有意義な話が出来たと思います。

このブログも、さらにパワーアップすべく、
5月中を目標にリニューアルする計画が進行中!

写真は、unison2&3のツーショット初公開。

かにみそ状態?

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百貨店に勤めている知り合いから聞いた話。

蟹はストレスを感じると自家中毒を起こすそうです。
そうなると「みそ」の部分が黒く変色して、商品としての価値が一気に
下がってしまいます。

お歳暮の時期になるとこの手の苦情が多いんだとか。

翻って我が家では、
ストレスを感じて思考回路がネガティブになっている状態を
「かにみそ状態」と呼んで、そこからの脱出を急ぎます。

まず第一に運動。
ありきたりの話ですが、近くを散歩する、洗車する、何でも良いので
外の空気を吸って気分転換を図る。

二つ目は、
常に自分を奮い立たせる「元気の素」を取り出す。
(私の場合は、それを読むと活力が沸いてくる「元気本」です。)

そして三つ目は、
とことんまで「かにみそ状態」に浸る。

大概は二つ目までに復活するのですが、
たまに三つ目に突入すると長引く傾向があるので要注意。

いずれにしても皆、自分なりのストレス解消法を持っているものです。
皆さんのストレス解消法は何ですか?

私たちのお客様とは誰なのか?

私たちがクライアントの研修を実施するにあたって、
社内で頻繁に議論するテーマがあります。
それは、“「誰」に一番満足してもらえる研修を提供するのか?”。

研修を企画・推進される立場の方(人事担当者、事業責任者など)に対してなのか、
研修へ出席される方に対してなのか、多くは二者択一の議論となります。
もちろん、両者に満足してもらえるサービスをご提供できることがベストである
のは言うまでもありません。

しかし、この両者の利害は往々にして一致しません。
例えば、経営者が業績低迷の原因を“営業マンの能力不足”に見出して、
営業マン研修を企画したとします。

ところが、いざ私たちが現場へ入ってみると営業マンの能力はおしなべて高い。
また現場からは、
業績低迷の原因は“経営戦略の誤り”や“風通しが悪い組織風土”にある、
といった声が聞こえてくる。

このような場合、私たちは
できる限り多くの情報を収集・整理・分析して業績低迷の本質的な原因を探ります。
その上で、自らの信念と経験に基づいて、
経営者か現場、どちらかの嫌われ役に徹する決断をしなければなりません。
その苦しい決断に迷った時に拠り所としているのが、
“クライアントを支持する末端のお客様”に焦点を絞って考えてみる
というプロセスです。

クライアントのエンドカスタマーにとってより良い選択は何なのか。
クライアントと討議を重ね、時にはエンドカスタマーに出向いて話を伺ったりもします。

なぜなら、私たちはクライアントの立場に立って最善の課題解決を提供しよう
とするあまり、ややもすると“売り手”としてのクライアントの立場に寄りすぎる
判断をしてしまう恐れがある。そう認識しているからです。

この意識は営業活動を進める際にも必要です。
営業マンたるもの常にお客様の立場に立って考えることが重要だ、と言われます。
ところが、その営業マンにとってのお客様とは一体「誰」なのか?
という問いかけは、それほどなされていないように思うのです。

この問いかけに対して、例えば、ルートセールスマンであれば
代理店や販売店の担当者をまず思い浮かべるでしょうし、
また、システム商品を法人に販売する営業マンがまず思い浮かべるのは
情報システムセクションの窓口担当者になるのでしょう。

無論、これは間違いではありません。
しかしこの場合でも、代理店や販売店の先にいる消費者や、
情報システムを社内で活用するエンドカスタマーの支持がなければ、
営業マンである自分たちは支持され得ないことを、肝に銘じておく必要があります。

なんとなれば、営業マンが直接お取引をいただいている窓口のお客様と、
エンドカスタマーとの利害は必ずしも一致するものではなく、
エンドカスタマーの支持を得られないビジネスはいずれ排除されていくであろう、
と想像するからです。

ところが、数字がものを言うビジネスの世界では、
“売り手本位”の思想には抗いがたく、それゆえに浸透し易いものです。
誤解を恐れずに申し上げれば、
真っ先に忘れ去られてしまうのがエンドカスタマーの利益なのかもしれません。
だからこそ、多くの企業が“顧客第一”や“顧客中心”を理念に掲げ、
厳に自らを戒めているとも言えるでしょう。

昨今取りざたされる民間企業の不祥事には、
エンドカスタマーへの意識が欠落してしまった組織の終焉を見る思いがあります。
この種の報道では、
しばしば「あの会社は“顧客不在”だった」というような表現がなされますが、
私は“エンドカスタマー不在”という表現こそ適切である、と思っています。

“お客様がいなかった”のではなくて、
その組織の経営トップや上司、自社あるいは業界、もしくはそれらを潤す目的そのものが
お客様になってしまっていたのだろう、と思うからです。

“私たちの常識が私たちを支持してくれる末端のお客様の非常識”とならぬよう、
折に触れエンドカスタマーにフォーカスして考えることを心がけたいものです。
(unison1)

コミュニケーションの阻害要因

【unison3】

最近では、外資系企業や一部の研究職を有する企業に限らず、
パーテーションを多用したオフィスレイアウトが主流である。

私が以前に勤めていた会社でも
事務所の移転にあわせてこのレイアウトを採用したのだが、
これが見た目の格好良さとは裏腹に何となく仕事がやりづらい。

”ついたて”が一枚あるだけで、
周囲の人間に一声かけることすら何となく気後れする。
それに誰が何をしているのか、周囲の人間の様子もよく分からない。

前の事務所では、いわゆる「島」単位のレイアウトだったので、
誰かが忙しければ自然と声をかけ合ったり、
電話の様子がおかしければ苦情かな、と察しもついた。

それがこのタイプの職場では、よほど意識をしていないと
仲間とのコミュニケーションが希薄になってくる。
気がついたら、組織としての一体感が失われていた、
ということにもなりかねない。

どれだけ技術やITが進歩しようが、
組織の力を最終的に決定づけるのは生身の人間同士のつながりである。
その根幹をなすのが、リアルなコミュニケーションの量と質であろう。

昨今注目されている
”ついたて”のないフリーアドレスのオフィスレイアウトには、
コミュニケーションの阻害要因を排除したい期待があるのかもしれない。

翻って我が職場。パーテーションもなく限られたスペースの中で、
五月蠅いほどの会話が飛び交っている。
”ついたて”が恋しい時もある。

おもいやり

昨日、莫邦富(MO BANF-FU)氏の講演を聴いた。
上海出身の知日派ジャーナリストとして
「日中はなぜわかり合えないのか」という内容での講演だった。

外交や歴史的な問題、難しいことは分からない私にとって、
身近かな問題から考えさせてもらえるようなお話だった。

莫氏が新聞などでも取り上げていたので、ご存じの方も多いと思うが、
トヨタが中国市場にプラドを投入した時の話。
付けた中国名は『覇道』。
だが、この言葉は中国では『横暴』だというような意味の形容詞と
して使用される為、非常に悪印象を与えてしまったと。

これはなぜ起こった失敗か。
ただの意識の有り無しだろう。多忙な中で、相手の立場になって
考えることがおろそかになってしまった、凡ミスだろう。

日本人同士だって、努力しないとわかり合えない。
身の回りの人を見渡して、一瞬でみんなの心が読めましたと
言う人間がいたら、教えてほしい。
「嘘つきとエスパーのどっちですか?」と問いたいので。

特に中国と日本は、見た目もほとんど変わらず、同じ漢字の文化で、
少し分かったような気になるから、余計ややこしいのだろう。

同じような見た目でも、同じ言語を使っていても、相互に正しい情報を持って、
違いを理解しようと勉強し、その上で相手を分かろうと互いに努力しなければ、
共感にはたどり着かない。
結局、人間として相手を尊重し理解する努力…“おもいやり”が大事なのだ。

日本人は欧米なんて言うが、ひとまとめに欧米なんて言っていたら
フランスの方に怒られますよ!と、慶応大学大学院教授の高橋俊介氏が
以前何かの講演で、冗談交じりにおっしゃっていたことを思い出す。

ビジネス心に栄養補給を〜5つの基本精神を活性化するために〜

ユニゾンTOPICS Vol.12掲載記事
「温故知新:ビジネス心に栄養補給を〜5つの基本精神を活性化するために〜」の
続き(メルマガ未掲載箇所)をご紹介いたします。

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■業績尊重の精神

1.成功には何のトリックもない。
  私は私に与えられた仕事に全力を尽くしてきただけだ  :カーネギー

2.競争心は才能の糧であり、羨望は心の毒である  :ヴォルテール

3.確たる信念を持っている人は不景気の時ほど儲かる  :松下幸之助

4.人はどんな高い所にでも登ることができる。
  しかしそれには決意と自信がなければならぬ  :アンデルセン

5.我々にとっての最大の栄光は、一度も失敗しないということではなく、
  倒れるごとに必ず起き上がることである  :ゴールドスミス


■相互親密の精神

1.友を得る唯一の方法は、自分が人のよき友たるにある  :エマーソン

2.仁者は常に人の是を見る。不仁者は常に人の非を見る  :伊藤仁斎

3.友情は愛されるより愛することに存する  :アリストテレス

4.春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら慎む  :佐藤一斎

5.君は称賛する者、自分にやさしくしてくれる者、
  自分に味方する者だけから教訓を得ているのではないか?
  自分を拒む者、自分と敵対する者、自分と議論する者から
  大きな教訓を得たことはないか?  :ホイットマン


■秩序維持の精神

1.自分自身を統制し得ない者は、自由人たるの資格がない  :クローディウス

2.秩序は時間を倍にする  :ラ・フォンテーヌ

3.自由は健全なる制限に比例して存在する  :ウエブスター

4.礼儀作法は各人がその肖像を写す鏡である  :ゲーテ

5.無人島で紳士たり得る者が真の紳士である  :エマーソン

■自己成長の精神

1.人間は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるものではない  :ヴィルマン

2.誰でも機会に恵まれない者はない。ただそれを捕らえなかっただけだ  :カーネギー

3.諸君は私から哲学を学ぶのではない。哲学することを学ぶのだ  :カント

4.神と悪魔が戦っている。その戦場は人間の心の中だ  :トルストイ

5.志を立てるのに晩すぎることはない  :ボールドウィン


■共同体の精神

1.成功に秘訣があるとすれば、
  他人の立場からものごとを見ることのできる能力である  :ヘンリー・フォード

2.私なく案ずるときは不思議の智恵も出づるなり  :山本常朝

3.分かちたる喜びは、倍したる喜びなり  :ゲーテ

4.小さな妥協は小さな人物でもできる。
  大きな妥協は大きな人物にしかできない  :松永安左衛門

5.人間は優れた仕事をするには、
  自分ひとりでやるよりも他人の援けを借りる方がよいものだと悟った時、
  その人は偉大なる成長を遂げるのだ  :カーネギー

SOX管見

最近話題の日本版SOX法。別称、J-SOXとも呼ばれている。
エンロン事件などの企業の会計不祥事に端を発し、2002年7月に
米国で成立した企業改革のための法律。
今年中には制定され、2008年3月から適用される予定。

既にSOX対応を行っている米国企業の方々が口を揃えて
おっしゃるには「とにかく大変。」とのこと。
言うまでもなく、“不正がしづらくなった”為ではない。

企業活動をしている以上、業務負担が増えようとも、疑う余地も
与えぬよう、常に一目瞭然にしておくべきということなのだろうが、
少し違和感を覚える。

一部の悪意ある人間のために、社会全体が重荷を背負った感が否めない。
小学生の頃、クラスの一人が掃除をさぼったため、クラス全員が
一から掃除をやり直したことを思い出す。

性善説や性悪説ではなく、性弱説を唱える方からすると
魔が差さないための予防線だと説明されるだろう。
くだらない不正で価値ある企業がダメージを受けないように、また
犯罪者を増やさないように…という優しさともいえるのか。

日本においては、基本的要素の6番目に「ITの活用」が盛り込まれ、
これをきっかけに企業のIT化も進めたいという思惑もあるのだろう。
IT業界やコンサルティング業界などにおいては、特需ともいえるので、
喜ぶ人間も多くいるだろう。

不正を行っている人間や企業には是非、メスを入れてほしいし、
そういった人間が存在し続けられる社会は変えるべきである。

ただ、本来の生産的で価値のある企業活動を妨げるような、
規制の色ばかり強い法律にはしてほしくないと願う。

経営者になる経営者を育てる

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 先月読んだ本。二冊目のご紹介は、

 現在、研修事業でアライアンスを進めている
 コンサルティング会社の方に薦めてもらった
 「経営者になる経営者を育てる」(菅野寛著)

 広義に解釈すれば、米国で確立されている
 ”サクセッション・マネジメント”
 (Succession Management:経営者を育てる仕組み)
 について書かれているものです。

私は元来、ビジネス書を好みません。
学問的な内容に偏っていたり、あるいは逆に、
著者独自の経験則に基づいた内容に偏っていたりして、
納得感に乏しく実用的でないと感じることが多いからです。

その点この本は、
内容は軽めながらも納得感があり、実用的でもあると評価できます。

著者は事業経営者に求められるスキルを、
「科学系スキル」と「アート系スキル」とに大別し、
属人的で形式知化しにくいとされる「アート系スキル」を
さらに5つのスキルに分類して、その習得法を紹介しています。

わかりやすい主張がロジカルに展開されており、また、
随所に名経営者たちの言葉が引用されていることで説得力を高めます。
とても上手く書かれたビジネス書だと思いました。お薦めです。
(unison1)

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武士道

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 ここのところ、
 読んだ本のご紹介をしていませんでした。

 「読書」は今年の目標の一つです。ご報告を兼ねて、
 先月読んだ本を、今回と次回の投稿でご紹介します。

 一冊目は「武士道」(新渡戸稲造著、奈良本辰也訳) 。

 原著は英語で書かれたそうです。
 当時の欧米人に、日本人や日本文化への理解を深めて欲しい、
 という著者の願いがあったのかもしれません。



現代の日本人を意識したこの訳本を読んでみても、
日本固有の文化と言われる道徳観や礼儀作法、振る舞いなどが、概して
欧米と共通の価値観に根ざすものである、とする著者の思想が随所に表現されています。

例えば、目上の方に贈り物をする際に、
日本人であれば、「これはつまらないものですが、どうぞお受け取り下さい」とするところ、

欧米人の場合は、「これは大変素晴らしいものですので、どうぞお受け取り下さい」となる。

表現方法は正反対。しかし、共通して相手に対する敬意が存在しているのである。
といった具合です。

(まったくの余談。
 このくだりを読んでいて、アメリカ人の恋人同士がお互いにプレゼントをする場合、
 そのプレゼントが気に入らなかったら交換できるように必ずレシートを付けて渡す、
 という話を聞いて驚いたことを思い出しました)

また、武士の”道徳観”や”価値観”、”美徳”に対して、
強く共感する自分がいることにも気づきました。

”自画自賛することは悪趣味”であるとか、
”弱きを助け強きをくじく”であるとか、
”計算高く利にさといのはあさましい”ことであるなど。

特に惹かれたのが、紹介されていた吉田松陰の言葉。
「かくすれば、かくなるものと知りながら、やむにやまれぬ大和魂」。

私の根底には、いまだに伝統的な日本の心が宿っている。そう感じました。
(unison1)

店長はお休み?

先日、自宅の近所にある某チェーンの焼肉店に出かけた時のこと。

いつもなら、店に一歩足を踏み入れた瞬間に、
「いらっしゃいませぇ!」と
うるさいくらいの大声でスタッフに迎えられるのに、
なぜか誰も声をかけてきません。

その時は、”今日は店長が休みでスタッフの気合いが抜けているのかな?”
と思う程度で、さして気に留めることもなく席に着きました。

注文を済ませ、七輪が運ばれてくる段になって、
雰囲気が違うことに気がつきました。

「すいませ〜ん!」
あちらこちらで、追加注文をするためにスタッフを呼ぶ客がいます。
普段であれば、せわしないほどにフロアを動き回るスタッフがいて、
注文を促すことすらあった店なのに。

少し注意を払って観察すると、
客数が多いわけでも、スタッフの顔ぶれや数にも変化はないようです。
それなのに、今までの接客とは明らかな変化がある。

しばらくして、追加のドリンクを注文する際に得心しました。
注文を受けに来た見慣れないスタッフの名札を見ると”店長”の文字。
そうです、店長が替わっていたのです。

以前と比べて良い、悪いということではありません。
店長が替わって店の雰囲気がここまで変わる、
ということに驚きを覚えたのです。

リーダーが替われば、組織は変わる。

このことを否定する向きは少ないでしょう。
組織で働く従業員に対してはもとより、
お客様にまで影響を及ぼすことを考慮すれば、
リーダーが抱える責任は、自身が考えるより重大であると言えます。

”リーダーが替わる”ことで組織が変わる、だけではなく
”リーダーが変わる”ことで組織が変わる、のも間違いないでしょう。
(unison1)

日本の心

以前、どなたかに聞いた話。

オセロか何かの世界大会で、主催者の日本人スタッフが、
大会に参加する人の名前を満場に紹介し始めました。

A様、B様、C様・・・と氏名に”様”を付けて紹介していたところ、
海外からの参加者がこのスタッフに注意をしました。
「みんなに“様”を付けるなら省略して名前だけでいいと思う。
そこに使う時間が非効率だ」と。

日本人は礼儀を重んじる。

年賀状も同じである。
e-メールで新年の挨拶をしても、伝わる文字は同じである。
それでも、忙しい師走に準備をして非効率にハガキで新年の挨拶をする。

e-メールは効率の良い便利なツールだ。
手が空いた時に確認できるので、電話の様に作業を中断されることもなく、
郵送の様に時間がかからず瞬時に連絡できる。

効率性を求めたe-メールという連絡手段なのだから、
用件だけを記せばいいと考えることもできるが、
それでも私としては、礼儀を尽くしたいと思う。

しかし、世代や業種・業界によって、
e-メールの作法に関する認識が異なるようである。

書き方においては、
挨拶文が邪魔だと注意されることもあれば、
逆に用件だけで失礼だとお叱りを受けることもある。

連絡する内容においては、
e-メールでこのような連絡をするなとお怒りを買ったり、
電話をかけるとこの程度の連絡ならメールを入れておいてくれと
ぞんざいに電話を切られてしまったり。

統一された礼儀作法が確立できていないのが現状だ。

では、どうすればいいのか?
これは、相手の立場に立って考えることに尽きるのだと思う。
最適な連絡手段を使い分け、e-メールを利用するのであれば、
受け取る側が気持ちよく読める文章を書けばいいのである。

効率を最優先すべきシーン、礼儀をわきまえるシーン…
時と場合によって、どうすれば良いかを相手の立場に立って
考えることが大事である。

効率よりも「相手」=「人」を重んじることが、日本の心ではなかろうか。

情報に溺れませんか?

近年、情報が溢れている。
旧来からの情報媒体に加え、インターネット上では全世界の
情報が場所や時間に関係無く手に入る。

かつては情報を持っている人間が価値を持ったが、
情報が溢れた現在、情報を精査する能力、情報を有効活用する能力を
持った人間が価値を持つようになった。

ただ、どんなに情報が容易に手に入る時代になったとはいえ、
情報は自分で見て、聞いて…体感したものが一番正確だと
いうことを忘れてはいけないと思う。

営業先の情報をホームページの隅々まで見ても、
一度訪問し、社員のどなたかとお話をしたり、フロアを見渡したりし、
感じた“生”の情報に勝ることはない。

安易に情報が手に入ることが、生の情報を体得する作業を
なおざりにしてしまう要因になる。
生の情報を取ることを忘れると、与えられた情報の精査ができなくなり
情報におぼれる。

実際、私もそういう状況によく陥る。
自分の目で見、アナログで話を聞き、肌で感じることを忘れないようにしたい。

仕事をする理由

【unison3】

今日は、unison2が以前のブログ(2/9付)で取り上げたテーマについて
私なりの思いをまとめてみます。

unison2は、仕事をする理由の一つとして、
「仕事を通じて苦楽を共にした
     かけがえのない仲間を得ることができるから」
ということを挙げていました。
それも共感できる意見です。

私の場合は、一言で表すと、
「自分自身に対する飽くなき挑戦」です。
カッコつけすぎですか?

社会人になりたての頃はとにかく日々の仕事に精一杯で、
労働の対価としての給与という感覚以外に特段の思いはありませんでした。

それが、徐々に仕事を通じて社会に貢献できていると感じたり、
営業活動で成功体験を重ねたりすると、自分に自信が持てるようになりました。
そして、先輩や上司に褒められたりすると、ますますやる気になって…。

「マズローの欲求段階説」を借用すると、
”他者から認められたい””自分自身を向上させたい”という、
より高位の欲求を満たすために仕事をしたい。
最近は、そう思うようになりました。

その思いを実現するためには、挑戦し続けなければならない。
また、変化を求め続けなければならない。
これは相当に”しんどい”ことです。

私が仕事をする理由は、
”しんどさ”の先に”喜び”があるから、と言ったら、
これまた、カッコつけすぎでしょうか?

パレートの法則

【unison3】

今日は『パレートの法則』という言葉を取り上げてみたいと思います。

『パレートの法則』とは、別名『2:8の法則』とも言われるもので
様々な場面で利用されています。

例えば、全商品のうち2割が売上全体の8割を占める、
蟻が100匹いたら、よく働く蟻は全体の20匹だけ、
納税者の上位2割が総額の8割を負担している、等々。

そう言われれば、私がこれまでお付き合いさせていただいた
企業様を見ても、必ず主力の商品やサービスがあるか、
上得意の取引先があります。

確かにマーケティング戦略の立案等の場面では
費用対効果の観点から非常に意味のある考え方です。

でも、これを会社の組織にあてはめた“例え話”に私は違和感を覚えました。

「会社の2割の人間が会社全体の8割の売上(利益)を稼ぎ出している。
従って、それら2割の人間だけをケアすれば会社としては安泰」
というのですが、果たしてそうでしょうか?

会社を組織として捉えた場合、主力である2割の人間も残り8割の
レベルアップがあって初めて強化されるというものです。

そんなことを考えているうちに、私の尊敬するある方が
よくおっしゃっている言葉を思い出しました。

「これから団塊の世代が定年退職を迎え、
労働力人口がますます減少して行く時に、
日本企業が世界の中で競争力を維持し続けるには、
組織力強化による知的生産性の向上しかない!」

ところでプロ野球のオープン戦が始まりましたが、
常に2割の主力選手の強化ばかりに注力している
例の球団は今年こそ優勝できるのでしょうか?

はじめまして。unison3 です。

bd583ee8.jpgはじめまして。
unison3 こと、堤 健二です。

登場まで長らくお待たせ?しましたが、
今後「ユニゾンYKKのブログ」2人目のKとして、
日々感じたことなどを皆様に発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

簡単に自己紹介を申し上げますと・・・
昭和45年生まれ、年男の35歳。
大学を卒業後、某国内生命保険会社に入社して、
融資の審査、法人営業などに携わってきました。


さて、今回ユニゾンの講師としてブログを担当する!と宣言はしたものの、
小学生の時分に担任の先生から読書感想文を酷評されたことが”トラウマ”と
なっており、書くことについては全くと言って良いほど自信がありません。

恐らく、何かを伝えたいという気持ちよりも
「上手く伝えよう」とか「きちんと伝えよう」という思いが先行してしまって、
肝心な「伝えたい中身」が疎かになってしまうのだと思います。

こんな話をすると少々理屈っぽい人間かと思われますが、
根は明るい性格なのでご心配なく。

皆さんを(そして自分自身も)元気にするような情報を発信して参りますので、
どうぞご期待ください。

最近の若者と最近の年輩

先日、あるご年輩のお客様から聞いた言葉。
「最近の若者は…なんて言うけど、実はすごく良いのが多いんだよ。」

「最近の若者は…」などという捉え方は、時代を風刺したいメディアだけ
なのかもしれない。

世代間という視点で見ているから「最近の」となるわけで、
どの世代においても、各個人がそれぞれ違うだけなのだ。
世代での違いではなく、個性の違いである。

辞書で引くと個性とは、「個人または個物を他から区別する固有の性質」とある。

近年、個性が許され、個性を尊重する時代だと言われるが、「最近の若者は」
と言うケースの多くが、尊重を主張と勘違いしてしまっている。
もちろん、言われる方も言っている方もお互いに勘違いしている。

個性の尊重とは、相手の性質を尊び重んじることであって、
自分特有の性質を押しつけることではない。
固有の性質なのだから、主張し合えば、衝突するに決まっている。

個性を尊重し、お互いの力を引き出せるような人間関係を持った人間になりたい。

日本ブログ協会設立

総務省が28日に「日本ブログ協会」を設立と発表した。
財団法人マルチメディア振興センターが事務局をつとめる協会で、
活動期間は“平成18年2月28日から平成19年3月末まで”と短期集中。

活動目的は
『ブログに関する啓蒙、表彰、研究、調査、支援、研究、交流、支援、提言等を
行うことを通じて、我が国におけるブログの普及促進を図ること』
とのこと。

ここ数年ブログやSNSが急速に広がり、私もその利用者の一人である。

情報を探す為、検索サイトを利用すると、結果の多くに個人やビジネスの
ブログが検出される。
中を覗くと本当にすばらしい情報を掲載してくれているものもあれば、
バカバカしくなるようなものもある。

私の知人は、遠方に離れた両親に孫(自分の子ども)の成長を連絡する手段として
ブログを活用しているし、会社組織でのビジネスブログや社長ブログ、
芸能人や政治家などの広報活動としてのブログ…活用の幅は限りなく広がる。

ブログによって、ホームページを作成するまでもなく情報発信できるということで、
すばらしい人も、普通の人も、はたまた悪意のある人も、誰もが
簡単に主義主張をインターネット上にて発表することができるようになった。

まさに「なんでもあり」。
情報の受け手は、その信憑性や価値を、自分自身で判断しなければならない。

ブログの普及促進を行うには同時に、情報発信側であるブログ運営者のモラルや
受け手の情報精査能力の向上を促進する活動が必須となる。

人類共通のインフラであるインターネット上での言論の権利には、
ルールやモラルを守る義務もあることをあらためて確認したい。
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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