ユニゾンのENSEMBlog

「人と組織のマネジメント」にユニークな価値を提供し続ける企業
「株式会社ユニゾン」
マネジメント研修を事業のドメインに据える
同社の社長とスタッフたち(ときどき)とで綴るブログです。
頻度はそこそこ、中身は真面目にがモットーです。

2006年01月

組織文化(風土)の改革<その1>

本日配信のメルマガ掲載記事「温故知新:組織文化(風土)の改革<その1>」の
続き(メルマガ未掲載箇所)をご紹介いたします。

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組織風土には、次のような大きな特徴がある。

1.影のリーダーとして、メンバーに対して強い影響力をもっている
  組織のリーダー(トップ)が、あれもしたい、こうもしたいと思っても、
  なかなか思い通りに事が運ばないのが悩みのタネである。
  影のリーダーの影響力の方が強いからである。
  人材が育つか否かも、組織風土が決め手になると言っても過言ではない。
  「郷に入れば郷に従え」だからである。

2.組織を動かす目に見えないエネルギーである
  人間には物理的エネルギーの他に、心理的エネルギーというものがある。
  このエネルギーが外に向かうか内に向かうかによって、人間の性格を外向性、
  内向性と規定したのがC・G・ユングである。
  これと同じように、組織風土にも心理的(精神的)エネルギーがある。
  競争を好む方に働くか協調の方に働くか、秩序を維持する方に向くか、
  革新を起こす方に向くかによって、その組織の特徴は大きく変わってくる。

3.永年かかってつくりあげられたもので、変革は容易ではない
  何年たっても成長発展しない企業は、ほぼ間違いなく体質改善が行われていないと言える。

下積みって必要?

時節柄、お客様から新入社員の教育に関する話が出ます。

話を伺っていて特に気になるのが、入社三年以内に離職する若手社員の問題。
「今の仕事は私に向いていない」、「人生の大切な時間を浪費している」、
「もっとキャリアアップできる仕事がやりたい」・・・。
このような言葉を遺して有望な若手社員が会社を去っていく。
頭を抱えていらっしゃる人事・採用担当者が少なからずいるようです。

先日もあるお客様から
「我慢だとか下積みなどと言うのは、もう古いんでしょうか?
 堤さんはまだお若いですよね、堤さんの頃はどうでした?」と尋ねられました。

振り返ってみると確かに、駆け出しの頃の仕事は楽ではありませんでした。

毎朝8:30に出社して営業所の駐車場に集まり、ラジオ体操で一日がスタートします。
体操が終わると事務所に戻って朝礼。
朝礼では、まず昨日受注を獲得した営業マンが受注のポイントを発表して、
全員からの拍手を受けます。続いて、営業所長から当月残予算の確認
(君は今月の予算はこれだけあるから、あとこれだけ足りないというような)があって、
最後に各営業マンが本日の決定目標をプレッジ(宣言)します。

朝礼が終わるとほどなく、コピー用紙やトナーなどのサプライ、印刷機やコピー機などの
マシンを積んだトラックが営業所に入ってきて、倉庫への入庫が始まります。
再び駐車場に出て、営業所員総出でそれらをバケツリレーのように倉庫に入れるのです。
これが結構な重労働で、慣れるまでは筋肉痛になる程でした。
毎朝、雨の日も雪の日も欠かさず行われる日課です。

朝の一連の作業が終わると、お客様に配送するサプライを看板車に積んで営業へ。
担当エリアを車で移動しながら、サプライの配送、自社機の入れ替え提案、
他社機ユーザーへの訪問、飛び込み訪問など、大体20件程度のお客様を訪問します。

当時は受注したマシンの納品も営業マンが行っていたので、時には100Kg近いコピー機を
建築現場の3Fの事務所へ、狭い階段を使って納品したこともありました。
日が暮れて営業所に戻り、種々の伝票や日報、お客様への提案書などを作成し、
明日の準備をしてから帰宅。肉体的にも辛い毎日でした。

もちろん数字のプレッシャーも相当なものです。
その月の数字が上がっていなければ、恥ずかしいやら申し訳ないやらで、
とにかくいたたまれません。何とかして数字を上げたい、上げなければ、
という逃げ場のない心理状態に追いつめられることもありました。

「こんな仕事をしていて何か意味があるんだろうか?」
その頃は、正直そう思っていました。

それでも私は異動になるまでの三年間、その仕事を続けました。
なぜ続けられたのか、なぜ我慢できたのか、今となっては記憶が定かではありません。
多分、転職を考えられるほど度胸も自信もなかったことと、
「ここで辞めたら負けだ」というような“たわいない”意地が、
その仕事その職場に私を引き留めたのだと思います。

当時に比べると今は、若手社員を取り巻く環境が大きく変化しています。
今、私が新入社員として当時と同じ環境に置かれたら、
あの時ほど頑張ることができずに転職支援サービスを利用するかもしれません。
ただ、この時期の経験が私を成長させて、
「今」を支える拠り所となっているのは紛れもない事実なのです。

最近読んだ『「愚直」論:樋口泰行(現ダイエー社長)著』に
「その仕事がどのように自分の糧になっているのかをリアルタイムに気づくことは難しい」
という一節がありました。

自分が成長したかどうかは、振り返ってみなければわからないものです。
若手社員の皆さん、明確にやりたいことがあるのであれば、
迷わずその世界に飛び込んでいくことをお薦めします。
そして、その分野で下積みをして下さい。

また、そうでない私のような方にも、
我慢することや下積みの経験を持つこと強くお薦めします。
私は駆け出しの三年間で営業マンになりました。

下積みは必要か?私は「yes」と即答します。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

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以前から気になっていた話題の本です。

とにかく、タイトルがすごいですよね。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」。
そう言われると、気になる人も多いのでは?

私もタイトルに惹かれて購入しました。


著者は会計学の入門書としてこの本を書いているんですね。

タイトルの「さおだけ屋・・・」の謎を含め、
ベッドタウンにある高級フランス料理店がなぜやっていけるのか?
など、謎解きをベースに会計を解説しています。

会計を知らなくても気楽に読める本です。

読み終えてみると、タイトルの着眼点が素晴らしいだけではなく、
「わかりやすく」書こうとしている著者の工夫が随所に見られ、
ベストセラーになるのもうなずける本でした。
やはり「わかりやすい」ことは重要なポイントです。

ところで、皆さん「簿記」って何の略だかご存じでしたか?
恥ずかしながら、私は知りませんでした。

逆境に打ち克つ

精神力が強い人の話ではありません。

今朝、東京都内のカラスが減少したというニュースが流れていました。
2001年のピーク時に比べ半減し17,900羽になったそうです。
(どうやって数えたのでしょうか?)

なんでも、都内のカラスの朝食(?)はゴミ収集時間のちょっと前の8時半頃。
そこに目を付け、新宿の歌舞伎町周辺ではゴミの収集時間を6時半頃に変更して、
生ゴミをあさるカラスを激減させたそうです。

人間の都合でカラスも難儀なことだ、などと思っていると、
どっこいカラスも負けてはいません。

周辺の新宿駅前や新宿三丁目付近に今度は出没するようになる。
中には、早起きを始めたカラスや池袋への引越を敢行したカラスもいるらしい。

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このニュースを聞いていて、

「もっと工夫できるだろ?諦めるなよ!」
なんだか、そんなことを
カラスに言われている気分になってしまいました。

※この写真は、
ソルマーレのHP用無料素材サイト」のフリー素材です。

今年の新入社員は「ゆうこりん」と「えなりくん」

今年の新入社員は大卒であれば、
大半が「1983年か1984年」に生まれた世代。

有名人で同世代の方を調べてみると、
「嵐」の松本潤さん、タレントの小倉優子さんが1983年生まれ、
元「SPEED」の島袋寛子(hiro)さん、女優の山田優さん、
えなりかずきさん(見えない?)などが1984年生まれです。

有名人を並べてみても、
一体どのような環境で育ってきたのか想像もつきません。
きっと「テレビのチャンネルをまわす」などとは言わない世代でしょう。

さて、研修業界では新入社員研修の予定が固まりつつある時期です。
今日、ある企業の教育担当者の方から
「新入社員には一体どんな研修をすれば良いのでしょう?」
との嘆きにも似たご相談をいただきました。

「ここ数年、新卒採用した社員の大半が辞めてしまう。
 何とかならないものですかね」と。

厚生労働省の調べでも、
入社三年目までに辞めてしまう人の割合が三割を越えているとか。
企業に就職はしたものの、定着する人材が減ってきているのは間違いないようです。

なぜ、会社を辞めてしまうのか?この方曰く
「大きな理由があるからだろうと想像するのだが、話を聞いてみると
 『そんなことで辞めるのか?』と理解に苦しむケースも多い」そうです。
想像以上に、世代間の価値観には大きなギャップがあるのかもしれません。

ユニゾンとしては世代のギャップを認識しつつ、
”変わらないもの”を共通項にして、若手の研修を組み立てています。

例えば”他人に認めてもらいたい意識”であるとか、
”仕事で成功したら嬉しいという感情”であるとか、
”もっと成長したいという意欲”を糸口にして
「働く意義」を考えてもらおうとしています。

まだ新人研修が決まっていない、
そのようなお客様がいらっしゃいましたら、是非ご相談下さい

幸運を運んでくる人

幸運を運んでくる人、身近にそんな人がいませんか?
そこまで大げさではなくとも、
「あの人と会うとなぜか幸せな気分になれる」
そんな人が皆さんの周りにも、少なからずいるのではないでしょうか。

取引業者の営業ウーマンTさん。
彼女は私にとって幸運を運んできてくれる一人。
だからといって、何か特別な話を持ってきてくれるとか、
抜群の能力があるカリスマ営業だとか、そういう訳ではありません。
(Tさん、ごめんなさい)

ただ、会う度になぜか、
私が抱えている難問に対して、解決するインスピレーションを提供してくれる。
「たまたま」タイミングが良いのか、二度三度「偶然」が重なったことなのか、
私が「サトラレ(古いですかね)」でない限りは、なかなかないことです。

このようなことが何度も続くと、これはもう
「運」なのか「縁」なのか、およそ科学的な理屈では解明しがたい「力」を感じます。

似て非なる昔話、ナポレオンが将軍を任命する際には、
「お前は運が良いか?」と尋ねた、とか、日露戦争で東郷平八郎が
連合艦隊司令長官に任命された理由も「運が良い男」だったから、とか。
そんな話を物の本で読んだことがあります。

営業マンとしては、
「堤さんが来てくれると、必ず何か良いことがあるんだよ!」などと
言われてみたいものです。

イントラブログ

今年は「イントラ(社内)ブログ」がブレイクすると言われています。
元旦の日経新聞にも社内ブログの活用事例として、
オーシャンブリッジさんの記事が掲載されていました。
元旦の「オーシャンブリッジ高山さんのブログ」

昨年ブログを始め、「mixi(ミクシィ)」に引き込まれた(?)私。
ビジネスでの活用も興味がある分野です。

そんなわけで、リアルコムさんが主催したセミナー
「SNSツールがもたらす組織内コミュニケーションの変革」
に出かけてきました。

リアルコムさんは昨年12月に、
イントラブログツール「Peer Links(ピア・リンクス)」を発表しています。
セミナーでは、この新製品の活用イメージも紹介されていました。

このツール、インターネット上のブログやSNSとどう違うのか?

この点が、私にとって最大の関心事でした。結論から言えば、
ブログやSNSを経験したことのある人であれば、違和感なく利用することができる。
加えて、スカイプやインスタント・メッセンジャーなどとも連携しているので、
リアルタイムのコミュニケーションもサポートしてくれる便利なツールとして使えそう。
また、リアルコムさんの主力製品「Knowledge Market」と複合化されることによって
生み出されるであろう「新しい価値」に期待ができそうです。

大きな可能性を秘めた「イントラブログ」ではありますが、
メディアで報道されている通り、このツールがブレイクするかどうかは、
リアルなコミュニケーションの質と量に左右される、と私は考えています。

「愚直」論

aa54186f.jpgこの本の著者、ダイエーの現社長である樋口さんとは
浅からぬご縁がありました。
私の中では、ちょっとした(いや、かなりの)自慢です。

1998年夏、PCメーカー担当のOEM営業だった私は、
単身ヒューストンに出張をしました。

などと書くと、何だかかっこいい(?)のですが、
当時のコンパック本社に「あるモノ」を届けるだけの仕事。
しかも、担当営業がパスポートを失効していたがゆえの代理出張でした。


今から思えば、随分と気楽に出かけてしまったものです。
営業鞄に下着だけ詰めて熱波のテキサスへ。
珍道中のあげく何とかヒューストンには着いたものの、
先方からの連絡をホテルで待つことだけがミッション。

一日経ち、二日経ち、三日経ち・・・待てど暮らせど連絡がない。
ろくに英語も話せない男が、
Tシャツ、短パンに革靴を履いて、部屋から一歩も出ない。
おそらくホテルの従業員は、相当不審がっていたと思います。

気が触れんばかりの心理状態に陥りそうになったその時、
待ちに待った連絡を下さったのが、樋口さんでした。
当時樋口さんは、コンパックの日本法人でコンシューマPCの責任者をなさっていました。

程なく、ホテルでお会いしたのですが、
私は初対面にも関わらず、抱きつかんばかりの勢いだったと思います。
まさに「地獄で仏に会う」です。
それからの数日、とてもよく面倒を見ていただきました。

この「愚直論」でも、当時の樋口さんのお仕事ぶりが書かれていますが、
こんな大変な時期であったのに、
イヤな顔一つせずに帰りの空港までお送りいただいたことを思い出し、
今さらながら頭が下がります。

その後、日本HP社の社長になられるまでの間、
何回か酒宴をご一緒いただき、親しくお話もさせてもらう機会がありましたが、
スマートな印象や語り口とは裏腹に、お人柄は「愚直論」そのもの。

「最後はマインドだよ」
樋口さんにそう言われれば、異論を唱える余地がありません。
穿って読むことは厳禁!、と言いたくなる熱い本でした。

若輩が生意気を申し上げますが、
ますますのご活躍を祈念いたしております。頑張れダイエー!

キャッチボール

先日、自己啓発と情報収集を兼ねて、
某社主催のコーチング体験セミナーに出かけました。

その際、参加者同士が、
実際にボールを使ってキャッチボールをする体験がありました。
この手法、コミュニケーションの基本を理解するために
多くの研修業者が採用しています。

まずは、「○○さん、投げますよ」
と相手の名前を呼んでボールを投げる。
受け取った方は
「ありがとうございます。△△さん、投げますよ」
と相手に投げ返す。

今度は、相手が後ろ向きの時にボールを投げつけてみる。
ぶつけられた方は予想外のことに驚き、痛みを感じる。

また、受け取ったボールを相手の目の前で落としてみる。
投げた方は拒絶、あるいは無視されたと思い、悲しくなる。

上記は一例ですが、
ボールを「心」に見立てて色々なやりとりをしてみると、
相手の対応次第で、自分の感情がどのように変化するのか実感できる。

久しぶりの体験で、
「コミュニケーションは心のキャッチボール」
という基本を再認識しました。

ニューフェイス(廣瀬さん)

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今年の仕事始めから新しい仲間が増えました。
早苗ちゃんこと、「廣瀬さん」です。

私が初めて部下持ちのマネージャーとなったときに、
営業アシスタントとしてチームを支えてくれました。
とてもしっかり者で、一年生マネージャーの私は
本当に助けられたのです。
(お陰で頭が上がりません。。。)



今は藤原さんと連携してバックオフィスを支えてもらっています。

カフェ巡りとラーメン探訪が趣味の早苗ちゃん。
ユニゾン勤務の初日から、
事務所のそばにある「めん徳二代目つじ田」が気になる様子。

私も気になっているのですが、いつも行列待ちなのでまだ行けてません。
是非、レポートをお願いします!

ということで、皆さん、よろしくお願いいたします。

種齢を敬う

ライブドア強制捜査の報道を見ていて、
先日ご紹介した「カラダ発想術」の中にあった
「個齢と種齢」の話を思い出しました。

一部引用、要約すると、

”その人個人の年齢が「個齢」で、人間の種としての年齢が「種齢」。
 この考え方だと、自分よりも若い人達は「種齢」からすると年上。

 知識や経験、歴史や文化、習慣などは「個齢」の年長者、
 ムードや雰囲気、感情や感覚というようなものは「種齢」の年長者に
 それぞれ一日の長がある。それぞれ教え教えられるのが理想だよね。

 だから、飲み会の席では部下や後輩にどんどんお酌しなさい”

そのように、くらた・まなぶさんはおっしゃていました。
なぜ、この話を思い出したのか。

今回の件がこれほどまで騒がれるのは、
「訳のわからんビジネスで、ワシらのシマを荒らすとはけしからん!」とか
「若造のくせに自家用ジェット機なぞに乗りおって。生意気な!」など、
彼らが「個齢的に若い」ことに起因した理由があるからではないか?
と勘ぐってしまったからです。

もちろん報道されているとおり、不正があったならば正されるべきです。
ただ、不穏当な発言をお許しいただけるなら、

「似たようなことは、他にもあるんじゃない?
 ところで、官製談合の話はどうなったのよ?」

とも言いたくなってしまいました。

ひょっとすると今回の騒動は、
既得権益を固守しようとする「個齢の年長者」や、
意趣返しの機会を狙っていた面々が
感情的な底意を持って企てたはかりごとなのではないか?
と穿った見方もしたくなります。

「生意気な若造は徹底的に叩いておかなければならない」
組織においても、かような心的傾向を持つ御仁を見かけることがあります。

若者が台頭してくる時、それを
猿山の権力闘争で終わらせてしまうのか、新しい力を組織の力と出来るのか、
「個齢の年長者」の器が試されるのかもしれません。

チャングムに学ぶ

「営業なんか絶対やりたくない!」
社会人になった頃は、本気でそう思っていました。
「営業」という言葉の響きからは、
きついノルマで数字に追われ、上司に怒られお客様に媚びへつらい・・・
理不尽かつ非創造的な日常しかイメージできなかったのです。

「もっと楽しくクリエイティブな仕事がしたい」。
今になって思えば、身の程知らずの青二才そのものでした。
では、想像していた「営業」のイメージが間違っていたかと言えば、
残念ながら大部分は当たっています。

それでも、
曲がりなりにも私が「営業」を続けてこられたのには相応の理由があります。
「営業」は実にクリエイティブな仕事だったからです。

私の営業人生(?)はOA機器の直売営業からスタートしました。
駆け出しの頃は、会社や上司から出てくる目標・指示を忠実に
(は出来ませんでしたが)こなすだけで精一杯。
そして、仕事に慣れ始めた頃には
「言われたことさえやっていればいい」という思考が根付いてきました。
この思考こそ「営業」の仕事を非創造的なものにしてしまう元凶だったのです。

次第に毎日がつまらなくなり、
「もう辞めようかな」と思い悩んでいた頃、ある新商品の勉強会がありました。
それは、建築申請書などの定型書式をスキャナーで読み込んでワープロ画面で編集、
画面イメージのまま印刷が出来るという、当時としては画期的な新商品。
メインターゲットは建築業界でした。

ただ、私のテリトリーには建築関連のお客様は少なく
「自分には関係ない」とばかりに漫然と話を聞いていました。
すると上司が「堤君、これ○○幼稚園にも△△製パンにも絶対売れるよ」
と予想もしなかったことを言ったのです。

「あそこは業者指定の請求書を発行しているでしょう。同じように使えるんじゃない?」。
うなずきはしたものの、私は半信半疑でした。
ところが、アドバイス通りに営業をかけてみると、即決で二件とも受注が出来たのです。
上司の着想に驚くのと同時に、一切頭を使っていなかった自分に気がつきました。

些細なきっかけですが、この出来事を境に私は頭を使うことを意識するようになりました。
日常的なところでは「この商品、あのお客さんに売れるかも」と皮算用を頻繁にします。
ソフト会社の法人営業をしていた頃には
「A社のサービスとうちの商品を組み合わせたら面白いな。チャネルにも魅力的なサービスになるぞ」
などと複合化することによって提案の価値を高めることを覚えました。

アイデアが浮かぶと、すぐお客様にぶつけてみたくなる。当然、当てが外れることもあります。
そんな時は、集めた情報を整理してもう一度考え、またお客様にぶつけてみる。
そうこうするうちにだんだん仕事が楽しくなってくる。
気がついたら「営業」の魅力に取り憑かれていました。
ありったけの想像力を働かせて、お客様にとっての価値を創り出す。
これほどクリエイティブな仕事はなかなかありません。

最近、若手営業マンの方から「仕事がつまらない」という話を頻繁に聞きます。
残念なことに、
「報告するために仕事をしているようなもの」との本音を吐露する方もいらっしゃいます。
顧客管理・営業プロセス管理・日報管理など種々のデータ管理、
お客様に提案するにもパワーポイントで見栄えの良い提案書を作らなければならない・・・
ITが浸透したお陰で貴重なデータは残せるようになりましたが、
現場営業の作業負担は明らかに増えています。

心ある上司の方には是非、
「営業マン自身が考えること」を習慣づける働きかけをしていただきたいものです。

行動量を増やしたり、プロセスを見直したりするだけでは実績を上げ続けることはできません。
「付加価値を描く」クリエイティブな仕事が営業である、
ということに営業マン自身が気づき、夢中になることこそが何よりも重要だと考えるものです。

ところで、なぜタイトルが「チャングムに学ぶ」なのか?
その理由は、「続きを読む」をクリックして下さい。

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『自分語録』づくりのすすめ〜自分語録の一例〜

明日(1/17)配信予定のメルマガ掲載記事「温故知新:『自分語録』づくりのすすめ」から
自分語録の一例(メルマガ未掲載)をご紹介いたします。

以下にご紹介する自分語録は、
1998年当時、弊社の研修を受講いただいた営業マネージャーの皆さんに、
研修中、実際に発表いただいた内容です。

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◆相手の相手は自分である

◆我が身に溺れる者の行動は成果につながりにくい

◆一人決め事を破ることを見逃すと、二人、三人と出てくる

◆下を向き、マイナスに考えだした途端、災難が団体でやってくる

◆スムーズな出口の入り口は狭い

◆リーダーシップとは、部下に言動で賛同を得られることである

◆お客様の不満は、我々に対する期待とのギャップである

◆忙しくなれば考える(工夫する)

◆アマチュアは和で結果を出すが、プロは結果で和をつくる

◆同じ道しか通らないセールスは見込みが少ない

◆感謝の心を持つと、前向きになる

◆明日を信じれば希望が出る

◆議論が白熱すると自我が出る
  困った時は顔に出る
  不幸が続くと弱気が出る
  うんと苦しむと知恵が出る

◆行動計画が緻密なほど、振り返りがしやすい

◆個性は営業の最大の武器である

◆業績だけしか見ていないと、人の心が見えなくなる

◆ものの見方ひとつで、どんなことにも耐えることができる

◆民間市場での流行は、2〜3年後れで官庁市場にやってくる

◆見込探しは3日で慣れるが、見込づくりは3日とできない

◆自分が本気にならなければ、部下も最善を尽くさない

◆自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生み出したと思っていても、
  本当は、これ他から教わったものである

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ためになる話や、覚えておきたいと思った言葉を忘れてしまうことがよくあります。
「後悔先に立たず」。書き留めておく癖をつけたいですね。

蒼龍

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年々、時代小説が好きになってきています。子どもの頃、
父親の書斎の本棚にたくさん並んでいた時代小説を見て、
「こんな本のどこが面白いの?」と聞いた覚えがあります。

時代は違えど、成長過程はさほど変わらないようです。

そんなわけ(?)で先週の一冊は山本一力さんの「蒼龍」
何回か著者をテレビで見かけることはありましたが、
読んだのは今回が初めて。
この本は五作の短編集で、いずれの作品も味わい深い。
山本一力さん、ファンになりそうです。

私は、特に「のぼりうなぎ」と「節分かれ」の二作が気に入りました。
下手なビジネス書などよりはずっと、ためにもなる話です。

それにしても、どうすればこんなに上手な文章が書けるのでしょうか。感服します。

サウンドファインダー

気がつくと、なぜか高層ビルの避雷針の先端にしがみついている。
転落すれば一巻の終わり。助けを呼ぼうと上着の内ポケットから
携帯電話を取り出したその瞬間、手から滑り落ちる携帯電話。
「助けてくれ〜!」

数年前、そんな夢にうなされていると言っていた元同僚の新川さん。
昨年3月に株式会社マッチファインダーを設立。
昨夜は、久しぶりに彼と飲んでいました。

起業するまでには相当のご苦労があったようですが、
11月に念願のレコード販売サイト「サウンドファインダー」をオープン。
このサイト、一言で説明すると「レコード専門の楽天」とのこと。
マニア垂涎の品揃えを目指しているそうです。

私が知る限り、彼はずっと夢を追いかけている。
悪夢にうなされていた頃にも、
「いつかは、自分の好きな音楽をビジネスにしたい!」
と話していました。

まだまだクリアしなければならないことは多い、とは言いながらも
仕事の話に目を輝かせる新川さん。とても刺激になります。
お互い頑張りましょう!

ちなみに、彼は渋谷FMでDJもやってます。
"Needle in the Groove" (毎週土曜日PM 12:00〜1:00)オンエア!

あなたの長所は?

NHKで「課外授業ようこそ先輩」という番組を放送しています。

著名人が母校(主に小学校)に赴いて、
後輩である子どもたちを前に、その人ならではの授業をする。
昨夜は、矢崎滋さん(俳優)の「自己紹介」をテーマとした授業。

「みなさんの長所、短所はどんなところですか?」
子どもたちが、紙に書き出す姿をカメラが追います。

ナレーションでも触れていましたが、大半の子は
長所を書き出すことができず、短所をいくつも書いている。

子どもとは言え、小学六年生。人前で発表することを予想して、
集団の中で突出しないように配慮しているのか?とも思いました。
ところが、そんな雰囲気は画面から伝わってきません。
みんな真剣に自分と向き合っている様が見て取れます。

その様子を見ていて、
日経新聞の夕刊に中谷巌さんが寄稿していたコラムを思い出しました。

”日本人の特質として「内省」が挙げられる。
 何か問題が発生したり、良くない出来事があったりすると、
 最終的には「自分が悪い」と反省する傾向が顕著である。”

というような内容だったと思います。
なるほど、確かにそうかもしれない。

以前、「美点凝視」というテーマで投稿しました。
ひょっとすると私たちは、他人に対してだけでなく自分に対しても、
「美点」を見つけるのが苦手なのかもしれません。

あなたの長所はどんなところですか?

シュ・ハ・リ

今年の夏に稼働!を目標に、
新しい営業研修のカリキュラムを創るプロジェクトが走っています。

目指すべき方向性は、
「今の現場感覚にマッチした営業研修カリキュラム」。
プロジェクトの一環として、
第一線の営業マンにインタビューを実施しています。

インタビューと言っても、
形式張った問答にご協力いただいているわけではありません。
私としては、とにかく本音を伺いたい。
”しゃっちょこばった”雰囲気にならないよう、時には
飲みニケーションの場も活用して営業マンの「生の声」を集めています。

今日も、三十代前半の営業マンお二人に話を伺いました。
ご自分の成長過程やら、今抱えている問題・課題、後輩営業マンの育成・・・
非常に参考になるお話を聴かせてもらいました。
(I 山さん、N 口さん、ご協力ありがとうございました。
 インタビューの成果はアウトプットでお返しいたします!)

話の中で特に印象深かったのが投稿のタイトル「守・破・離」。
ご存じの方も多いかもしれませんが、何かを学び極める段階を表します。
私なりに意訳すると、

「守」:言われたとおりにやってみて身につける
「破」:身につけたことをベースに創意工夫してみる
「離」:自分の形を創りだす

と言うところでしょうか。

「中でも、『守』が大切だよね!」
期せずして、これがお二人に共通した意見でした。

この業界にいると、
つい「目新しいもの、スマートなもの」に目が行ってしまいがちです。
ところが、古くさいと感じる考え方や精神論こそ今求められているのでは?
そんなことを、あらためて考えさせられるお話でした。

カラダ発想術

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今年の抱負
で、
「心の健康増進のために読書する!」と自分に約束しました。
2006年の一冊目はくらた・まなぶさん著の「カラダ発想術」

ブログを始めて間もない頃、
妻の同僚が「旦那さんにお薦めの本だよ!」と貸して下さったものを
今頃になって手に取りました。(I 田さん、ごめんなさい)


冒頭から、お気楽なコラムのような文体と内容だったので、
気乗りせずに読み進めていました。ところが・・・
そのうちグイグイ引き込まれ、あっという間に読み切っていました。
一言で言ってしまうと、とにかく元気が出る本。お薦めです。

私は、著者の「わかりやすさ」にこだわる姿勢に共感を覚えました。
ネタバレになってしまうので詳しくは触れませんが、
課題とは「誰かのイヤな気持ちのこと」とか、
付加価値とは「相手が嬉しいこと」などなど。
わかりやすい自分の言葉で持論を展開するので説得力があります。

著者のくらた・まなぶさん、
リクルート社で「とらばーゆ」や「フロム・エー」、「カーセンサー」など
数々のヒット雑誌を創刊した「創刊男」なる異名を持つそうです。
1952年生まれの53歳。驚きの若さと感性です。

この本を読んで「楽しくなければ仕事じゃない!」
という言葉を久しぶりに思い出しました。

※「2006年に読んだ本」カテゴリを新設しました。

手帳

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10年ぶりに手帳を使うことにしました。

今まで、自分のスケジュールや備忘録などは、
グループウェアで管理してきました。
PCを持ち歩く機会も多いので手帳など不要!
そう思っていました。

ところが昨年、大切なお客様との約束を失念してしまうという、
大ポカをやらかしてしまったのです。

記憶力や注意力が、徐々に衰えてきていると感じる昨今。
何か手を打たなければ、再び同じエラーを繰り返すのでは・・・
それで、手帳です。

以前からちょっと興味があった日経ビジネスの手帳(3,300円!)を購入して、
早速この年末から使い始めました。

当然、その軽さ、携帯のし易さは、PCと比べるべくもない。
スケジュールや備忘、アドレス帳などは、これだけで十分。
※それで思い出した「これだけ」の余談は追記ページに※

何よりも痛感したのは「書き留める」という行為の大切さ。
文字を書いてみると驚くほど頭に入るんですね。
手帳の効用、見直しました。

2006年の抱負も書き込んで、活用の準備も万端。
常に携帯して、年末真っ黒になった手帳を見返してニンマリしたい。
こぢんまりとした成功期待感を抱かせてくれる効用もあるようです。

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2006年、私の抱負

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。(スタッフ一同)

今日から仕事始めです。
当ブログも年末年始のプライベートモードから、
早急に社会復帰を果たすべく努めて参ります。
今年も遊びにいらして下さい。(ブログオーナー)

ブログを始めてから、初めて迎える新年。
この一年をどのように過ごすのか?
一年の抱負を考えてみました。

未来を生きるために最も大切なものは何だろう?
考えた末に行き当たったのは、やはり「健康」でした。
強靱でしなやかな心と身体を持っていたい。というわけで、

2006年、私の抱負は「心と身体の健康増進を図る」。

具体的な目標は2つ。

【心の面】52冊以上の本を読む
【身体面】70Kg以下の体重とする

週に一冊の読書と、週に二日の休肝日をマストとして、
上記目標を達成していこうと決意しました。
声高に宣言できるほど立派な目標値ではありませんが、
私としては高いハードルを設定したつもりです。

惰性と決別することができた!未来への投資ができた!
そう言える「2006年」にしたいものです。
(結局、プライベートモードが抜けていませんね)

とまれ、今年もよろしくお願い申し上げます。

初夢

2ae84c06.jpg


今日が仕事始めの方も多いとか。
2006年のユニゾンは明日から始動です。

このお休み中、ほとんど家から出ることなく、
連夜のDVD三昧で昼夜が逆転しています。
元旦のスターウォーズ三部作で飽きたらず、
過去の三部作を購入までして見ていました。




間違いなくその影響でしょう。
ダークサイドに足を踏み入れているウチの妻は、
ベイダー卿のコマンダーとなって戦っている初夢を見たそうです。

私は昨夜、茶色地にたくさんの斑点がある蛇に右脇の下を
噛まれる初夢を見ました。
縁起が良いのか悪いのかは定かではありませんが、
蛇に噛まれないよう明日からしっかり働くぞ!

カウチポテトな元旦

まずは、プライベートなモードで
”あけましておめでとうございます!”
当ブログともども、今年もよろしくお願いいたします。

2006年最初の一日、私は「カウチポテト(死語?)」で過ごしています。
コンスタンティン、宇宙戦争、ナショナルトレジャー、世にも不幸せな物語。
見逃した映画をまとめて見ています。

作品の面白さからすると、
ナショナルトレジャー>宇宙戦争 or コンスタンティン>>>世にも不幸せな・・・
役者の頑張りからすると、
ニコラス・ケイジ>ジム・キャリー>キアヌ・リーブス>トム・クルーズ
と言ったところでしょうか。

夜もお雑煮を食べ、
「STAR WARS エピソード機Ν供Ν掘廚泙箸畍する予定です。
ところで、昔「カウチポテト」ってよく言いましたよね?
ユニゾンの書籍


『はじめての管理職100問100答』

(株)ユニゾン 堤幸政/河村亜紀 著

明日香出版社

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